要するに、「かつて日本はゲーム関連で世界一だった」みたいな話があった。多分それはまあ事実なんだろうけれど、そこで疑問に思った事。日本が世界一だった当時と言えば、FF7とかが出てたあたりだったはず。じゃあその頃のアメリカで「何故我が国のゲームメーカーはファイナルファンタジーを作れないのか?」みたいな議論ってされてたんだろうか。
今アメリカでFPSが流行ってる(ぶっちゃけそればっかり売れてるように見える)現状を見てると全然議論してなさそうに見えるのは俺だけ?
国内のネット上でも「何故洋ゲーは日本で売れないのか?」みたいな議論は掃いて捨てるほど出てくるけど、あれって言い換えれば「何故洋ゲーメーカーは日本で売る気がないのか?」に置き換えられる話だよな。日本だけで売れてるソフトといえば、たとえばドラクエとかモンハンとか色々あるわけだけれど、じゃあそれらタイトルを海外メーカーが研究してる(してた)かというと全然そんな話を聞かない。その時点で「日本でのヒットを諦めてる」と言っていいんじゃないか。「諦めてる」時点で売れないのは当たり前だろ、と。
最近の洋ゲーを見ても、相も変わらず女性キャラクターは釣り目で頬骨が出っ張ってて不細工だし、出てくる男はムキムキマッチョで坊主頭が異常に多いし、あれで日本で売れると本気で考えてるとはとても思えん。「売れたら御の字。売れなければ売れなかったで別にいいや」位の認識しかしてないだろ。そんなに日本で売りたいならキャラクターデザインに日本の人気イラストレーターとか漫画家とか採用するくらいの事すりゃいいのに、そんな簡単な事すらやろうとしないしさ。
今のアメリカのゲーム産業が世界一なのはまあ確かだろうけれど、単にアメリカの市場だけがやたらでかいだけって話にしか見えないんだよね。違う文化圏では全然売れてないって点は日本のゲームメーカーと大差無いじゃん、と。
戦線から遠のくと楽観主義が現実に取って代わる そして、最高意志決定の場では現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けているときは特にそうだ。 iphone用のゲームロフトという...
日本が世界一だったのってFC、SFCとかその辺の時代じゃないの。 アメリカじゃMDが日本より遥かに売れたとかの違いはあるけど。
俺もあの特集みました。 特集の冒頭あたりで『北米でのゲーム産業の売り上げは、ハリウッド映画を抜いた(抜きつつある)』みたいな前置きがあったような気がしますが。 特集自体もFPS...
要するにアメリカのゲーム産業は自国内の需要に特化した状態のまま市場だけがバカでかくなってしまったって事か。