2010-11-19

うつ病患者病院に行っても治りにくい理由

リアルうつ病患者の俺が書いてみる。

うつ病患者って通院してもなかなか治らないよね。

俺もそう。だけど最近調子がいい。こうやって書き込めるくらいには元気になった。

うつ病4年目に突入してやっと治りかけ。その間ずいぶん苦労した。

俺の場合、一番苦労したのは過剰睡眠。いくら寝ても寝足りない。

で、一日中寝てしまって自己嫌悪。しかも寝すぎて頭痛い。

真面目な性格だから自己嫌悪が特にひどかった。

日に当たらないから日内変動もすごいしね。

そんな日が何ヶ月も続いた。

病院は一度変えた。先生が俺の話を聞いていないような気がしたからだ。

で、2番目の先生があたりだった。気が合うというか。

先生も元うつ病患者だった。だからいいアドバイスをたくさんくれる。

でもうつ病はなかなか完治しなかった。2年ほど低空飛行を続けていた。

なぜか。

それはうつ病患者は頭が回ってないから、診察を受けても自分のことがうまく話せないからだ。

信頼できるはずの先生の前ですらうまく話せないのだ。

これがうつ病患者が治りにくい理由の一つだと思う。

それを解決するためにおれは日ごろからメモを取るようにした。

そしてそれをまとめて先生に報告した。

先生に報告する内容は、

薬はちゃんと飲めているか

眠れているか。睡眠時間はどれくらいか。

平均的な一日の過ごし方。

外に出ているか。運動はしているか。それはどのくらいの強度とペースか。

どんなことを考えるとき憂鬱な気分になるか。

ういうとき心が休まるか。

とにかく自分のことをすべて知ってもらうくらい話した。

一気に話すと先生も混乱するから的確なアドバイスが出来ないかもしれない。

だから少しずつゆっくりと話した。これ重要

うつ病患者って自分病気ってことに焦りを感じているから、話すときも焦りやすい。

ゆっくりと、ひとつひとつ返事をもらった。

アドバイスをくれるから、安心する。暗闇の中で光が見えたような気がする。

この繰り返しで徐々によくなっていった。

医者というのは患者整備士である。

正確な状況を知らなければ修理することが出来ない。

特にうつ病というものは目に見えないから、患者の報告だけが治療のための情報である。

だから通院して事務的な会話だけして薬を大量にもらっているやつは、

今すぐメモを取れ。そして先生自分のすべてを正直に話せ。

遠慮はするな。先生にくらい甘えるんだ。

それでもアドバイスをくれない先生がいたら換えろ。

セカンドオピニオン勇気がいるけど頑張れ。

でもコロコロ換えるのはよくない。最低でも3ヶ月くらいは付き合ったほうがいい。

まあ、最初の印象も大事だけど。

  • でもさ、あんたはそれで完治しているわけじゃないし、またぶり返す可能性もあるんだろ?なら、その方法が正しい(万人に通用する)とも言えないよな。そして、金がない人はそんな...

  • 何かわりといい感じでよかったね でもさあ、鬱ってある程度時間たたないと治らないって感じしない? 脳を休めるっていうかさ 急激に治療しても治らないってのが実感 でもそうすると...

  • 何かわりといい感じでよかったね でもさあ、鬱ってある程度時間たたないと治らないって感じしない? 脳を休めるっていうかさ 急激に治療しても治らないってのが実感 でもそうすると...

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  • 当方、完解経験あり。 鬱病の原因はキャパシティを越える恒常的なストレス状態だから、 直すにはまず十分に休息して、病気に罹るほど疲弊した神経を回復させないとどうしようもな...

    • >その辺のバランスを改善する。これは継続的な運動や、生活習慣の改善が有効。 ちなみに、あなたの場合で結構ですのでこれらの方法を教えていただけますか?

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