僕が通っていた男子校には比較的ガチホモが多く、20人ぐらいのガチホモグループが形成されていた。
そのグループでは、ガチホモ一人につき、五人のノンケを勧誘することが義務づけられていた。
五人を目覚めさせることに成功した場合、五人を勧誘したガチホモはその五人の『親』となり、その五人の
アナルを掘ることが許されていた。そして勧誘した五人は、さらに一人ずつ五人のノンケを勧誘することが義務づけられる。
親が繰り上がるごとに掘ることが出来るアナルの数は増えていく。
三代前なら5×5で25人のアナルを掘ることが出来る。
四代前なら5×5×5で125人のアナルを。
五代前なら5×5×5×5で625人のアナルを掘ることが出来る。
これは美味しい。
ガチホモグループはノンケの獲得に夢中になった。結果的にガチホモの数は増加した。
教室ではガチホモグループの連中が、授業が終わる度に僕たち一年に声をかけてきた。
手口はすごく汚い。ついてこいといわれてついていき、強引に無修正のエロ本(当時は規制が緩かった)
を見せられ、勃起してしまったところで「勃起してるぞこいつぅ!」って言いながら強引にフェラ。
汚くて汗くさくて雄臭いのに気持ちよいので一年生は泣きながら射精していた。
それでたいていのやつは「学校は恐ろしいところだ……」っておとなしくなるか登校拒否になってしまう。
だけど、ある日利口なやつが気付いた。逆に言えばほとんどの男子が馬鹿だったということだろうが。
「ちょっとまて。六代前になったら、学校の生徒の数超えね?」
そう、賢明な読者のみんなはもう気付いているとは思うが、これは有名な『ネズミ請』の手口。
それがわかって、みんなショボンとしてたんだが、その時、誰かが叫びだした。
『でもそんなの関係ねぇ!』
そいつはその言葉を連呼しながら、周りにいたガチホモの連中の一人の尻を掘った。
『Hey、カモン!』ペチンとそいつは自分の尻を叩いた。
『でもそんなの関係ねぇ!』
そこから先は『そんなの関係ねぇ!』の大合唱だった。みんなで『そんなの関係ねぇ!』と言いながら
前の人のアナルを掘って、そして自分のアナルを掘られた。最終的には乱交パーティーだった。
そこから先の学園生活は地獄だった。
授業中でも平気でアナルセックスを始める。理科室はうんこと小便まみれ。
体育倉庫のマットには常に精液がこびりつくようになった。
それでどうなったかというと、最終的にこの学校は廃校になった。
誰にも知られてないんだ、マジで。衆道が原因で潰れたなんて、口がさけてもいえないよ。
その中の一人は、今たしか新宿二丁目でバーやっているよ。
連絡したら、当時のこととか、いろいろ教えてくれると思うよ。