2010-10-15

首都圏首長に非経済イシュー好きが多い理由

  首都圏の都県知事政令市長には、「非経済イシューを政策にする」人物が多い。

  例えば「日本史を必修にする神奈川」とか

  「二次児童ポルノ規制したがっている東京都」とか

  「ポルノについて『数値目標を示して、嫌悪感を感じさせよう』とする横浜市とか

  「禁煙ファッショな神奈川」とか

  「携帯禁止ファッショな横浜市営地下鉄」とか

  「声掛け育児発達障害を防ごうとする埼玉」とか。

  いずれも、経済的というより、政治的・倫理的歴史イシューである。

  一方、首都圏外では、「非経済イシュー」を取り上げるのは、

  せいぜい大阪府知事が目立つだけだ。

  (えっ・・・阿久根市・・・)

  ということで、なぜ首都圏で「非経済イシューを取り上げる首長が多いのか」と

  考えてみたが、要は

  「財政的な余裕があるので、『政治ごっこ』をする余裕がある」ということじゃないのか?

  首都圏外の自治体だと、「非経済的マターを取り上げている余裕なんてない」のである。

  で、首都圏の裕福自治体首長になったら、

  「自県内・自市内を、自分政治理念実現の実験場にするのに、丁度いい大きさ」という

  ことになる。

  かくして、首都圏自治体住民は、

  「政治的(非経済的)イシューが好きな首長おもちゃ」として弄ばれることになる。

  変な話、首都圏外の「貧しい」自治体に住んだ方が、「政治的自由」はあるのかもしれない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん