2010-09-27

契約切られて一ヶ月半

心情を吐露する場があるだけでも希望があるのかもしれない。眼がズキズキする。思考はうまく働かない。それでも文章は書けるから不思議だ。

契約を切られてから一ヶ月半が経った。「逆にチャンス」と意気込んでいた当初の勢いは、時間が経つにつれて衰弱していった。部屋の中には散らかった衣類が『産卵』もとい散乱している。片付ける気力もなく、こうしてはてな匿名ダイアリーにシコシコと駄文を書いている次第である。

厭世的な気持ちが否応なしに突き上げて僕を支配する。これが『絶望』ってやつなのだろうか。僕は二十五歳だ。二十歳と三十路の中間地点。もう若くない。僕を雇ってくれる会社はあるのだろうか。

昼過ぎにハローワークに行き、自分の職種で検索してみたが、検索結果はゼロだった。

都会に出た方がいいのかもしれない。都会の給料はどうなのだろう。しかし面接を受けるための遠征費がネックだ。面接を受けに東京神奈川に行っても、必ず受かるとは限らない。面接を受けに行くための費用は自腹だ。貯金も残り少ないのに、そんな遠征できるわけがない。

全く違う職種の面接を受けようと求人カードを受付に持っていったら、地元仕事なのに面接福岡だった。行けるわけがない。

結局、少しだけ探して家に帰った。

家の中では母親と父親が不毛な会話を続けている。二人とも、お金がないことに苛立っているように見えた。父親の給料は、月七万円である。アルバイトのようなことをしている。六十一歳の現実がそこにはある。なるべく客観的な眼で見ていたい。じゃないと発狂してしまいそうだから。

自分の部屋で履歴書を半分書いた。名前と住所と電話番号。それに学歴と職歴。残りの半分は面接を受けに行く会社に合わせて書き換えるため、そのままにしてある。それを二枚作った。一枚はもうすぐ消費されるだろう。もう一枚は予備だ。

月に二回面接を受ければ、失業手当が貰える。それを見越して二枚作っているというのもある。

僕の状態は失業者のほぼ平均的なものだろう。焦燥感と苛立ちに悩まされる時期だ。なるべく精神状態をコントロールしたいが、それでも時々つらくなる。つらくなるが、結局のところ、こういった問題は自分で解決するしかないのだ。

駄文ですいません。

  • モラトリアム期間の延長にしかならないが 職業訓練に申し込むのはどう? 少なくともそういう選択肢を考えることで いまのプレッシャーがちょっとはマシになると思う。

  • 自分もほぼ同じ年齢だ。 仕事を辞めたい辞めたいと毎日想い続けてるけど、いざ職を失ったらやっぱりあなたのような情況になってしまうのかと思うと怖くてやめられない。

  • こういう人もいます。(http://d.hatena.ne.jp/pha/) 助けになるかはわからないけど参考までに。 そういえば、職業訓練の記事もあった。(http://d.hatena.ne.jp/pha/20080429/1209464163)

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん