2010-09-08

鈍色思い

ああああああああああああああ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

血がにじむ

安直表現だけど

右腕の縦17本横3本の傷より、精神が痛くて病んでいく

血が滲むなんて生易しいものではなく、濃く深くタオルを汚染した

買い直したら親にばれるかな、と場違い不安が芽生えて背筋に風が吹く感覚を得る

不安からも痛みからも逃げたくて、まだ怖いカッターの刃を左腕に触れさせる

―――痛い

力を入れて何度も引き、何も考えない時間が生まれ、一瞬の逃避が成立する

数泊遅れて、また新しく血の出る亀裂が出来る

今度は醜い思考が生まれる

「ああ、私はなんて可哀相なんだろう」

言葉にすればそれもまた醜さに閉口する

頭の中が、左腕の痛みだけに支配される

この時だけは、私は何も考えずにいられる

だから、これは幸せなんだろう

だから、もっともっと切らないと

私が死ねるまで、私は私を守る為に切り続けなければならないのだ

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