2010-07-28

中学生女の子告白された。

レイ仮名)という中学生女の子告白された。

ドッキリ?

罰ゲーム

と疑ったが、どうやらマジらしい。

んん、どこから話したものか……。

とりあえず俺とレイの紹介な。

・ 俺=24歳/童貞現在休職中(身体壊してドクターストップ)/好きな食べ物ラーメン

レイ中学生女の子身長低い/黒髪/好きな食べ物は……なんだろ、飴はよく食べているけど。

レイはうちの裏の家に住む女の子で、2年くらい前に引っ越してきたのね。

レイ一家とは最初は近所付き合いもそこそこで、それほど親しくなかったんだけど、

俺がこの春から休職モードに入って暇になったものだから、なんか流れでレイ家庭教師をすることに。

レイ勉強苦手らしい。

で、おとなしくて、こっちから話しかけないと何も喋らない子。

俺もおとなしいほうだから、家庭教師の初日はお互い挨拶したあと、

宿題やってるレイのそばに座って、ぼーっとしてるだけだった。

「わからないトコあったら言ってね」とは言ったんだけど、

レイも質問しづらかったみたい。

毎週2日・2時間くらい勉強を見て……俺とレイは少しずつ話すようになった。

ちなみにレイの母は夕方6時過ぎまでパートでいないから、家の中はいつも二人きり。

緊張しないっつったら嘘だけど、あまり意識していなかった。


5月のある日。

勉強を終えた後--レイジグソーパズルを持ってきた。300ピースの。

「やりませんか」と言われて、俺はええよええよと頷いた。

レイの母が帰ってくるまでやることになって、

二人でパズルに挑戦し始めてさ……アレ、結構面白いのね。

パズルしながら色々話すようになった。

パズル好きなの?」

「はい」

「絵柄はレイが(選んだの)?」

「この前……買いました」

「へー、わちいいよねわち」

『わち』ってのはわちふぃーるどのことな。

わちふぃーるど知っているんですか?」

「うん。絵描いたことがある。随分前に」

「それ見たいです」

「いや、もうないと思うよ。学生の頃だし」

「ていうか増田さんって絵描くんですか」

「あれ? 言ってなかったっけか。絵好きでしょっちゅう描いてるって」

「初耳です」

「そっか。や、ぶっちゃけレイ勉強している間も、こっそり描いたりしてたんだけど」

マジですか」

「マジっす」

とか。

話しつつパズルで遊んでたら、レイの母が帰ってきてその日は終了。


次の家庭教師の日。

勉強が終わった後に、レイがまたパズルを持ってきた。

この前のやりかけのやつで--

「ん、これ途中のまま?」

「一緒にやるって言ったから……」

「ああ、ごめん」

正直、ちょっと嬉しかった。

そしてパズルの続きをやりつつ、またお話したりお茶飲んだり。

300ピースといっても結構すぐ作れちゃうもので。

「完成」

「いや~なんか達成感あるね」

「額持ってきます」

「あ、入れるん? 糊付けはいいの?」

「そのまま入れます」

額に入れてみると、凄く綺麗っていうか雰囲気出るのね。少し感動。


次の家庭教師の日。

レイが別のパズルを持ってきた。絵柄はリサガス。

「え? これ……え?」

「今度これ……やります」

「うん。じゃあ、やろうか」

ちょっと戸惑ったけど、

パズル嫌いじゃないから2作目に取り組むことにした。


……とまあ、そんなふうに勉強パズルで遊ぶようになってしばらくして。




一昨日のことだった。

パズルを作った後、レイと一緒にアイスを食べていたんだけど、

レイが急に立ち上がったのね。

そして--

増田さん! あのですね、増田さんのこと好きなんですけど、私!」

と早口で言われて、俺は呆然となった。

レイは顔真っ赤で唇噛んでるし、俺はいきなり言われて動揺していた。

数秒後に俺が「あー、えーと……ええ? あれえ?」としどろもどろになっていると、

レイは台所のほうに行ってしまい……。



(どうしよう)(ていうか今のマジ告白だよな)(どうしよう)(どうするってどうしようもねーよ)

(だって中学生だろ。レイ)(俺は童貞だしな)(いや、そこは問題じゃないんじゃ)(童貞はある意味問題だろ)

真剣に考えろよおい)(でもレイのこと、今までそういうふうに見てなかったじゃん)(そうだけど……そうだけどさ)

レイ相当いい子だよ?)(だーかーらー、まずいってば。中学生だっつってんの)(わかってるよ、ちょっと黙れお前)

(聞かなかったことにすれば?)(は?)(それひどくない?)(紳士の行動だろ)(ここでおーけーしちゃったら問題だって)

ロリコン乙だよなぁ)(え? やっぱレイと付き合ったらロリコンになるの?)(なるだろ、しっかりしろよ)

(てめーいくつだと思ってんだよ)(25歳?)(だろ。アウトだよアウト)(考えろォ! 考えろォォォオオ!)(うるせえって)

(とりあえず)(うん?)(やんわりと断る方向で)(いやいや、それはねーだろ)(アホか)(そもそもどう思ってるの?)

レイのこと好きだよな?)(うん。たぶん)(たぶんって何だよ)(はっきりしろ)(恋愛に対して臆病になってるもんね)

(ああ? まだ引きずってんのかよ)(もういいだろアレは)(でも)(でもじゃねーよ)(終わってるんだよ)(fin.)(うざ)

(マジな話、そんなんじゃいつまでたっても次に行けないよ?)(わかってるよ。それでも俺は……)(臆病チキン)(やれやれ



そんな脳内会議中にレイが戻ってきた。

タオルで口のあたりを隠しながら。

「あの、大丈夫?」

何が大丈夫なのかわからなかったけれど、訊いてみた。

レイは小さく頷いた。

「あの、俺さ……」

「はい」

「もう帰るわ」

そのとき、レイの表情が翳っていくのが見えた。

それを観て焦った俺は次の通り自爆する。


「いや、あの、俺はレイのこと好きだよ」

「……」

「うん、好き。好きだ」

「…………」

……あっれえ? 何言っちゃってんの俺。さっきの脳内会議なんだったの?

とテンパりながら俺は立ち上がった。

レイはというと、タオルで顔を隠しながらかすかに震えていた。

今日もう帰るね。俺」

そして俺は逃げるようにレイの家をあとにした。

つってもうちはすぐ目の前なんだけどさ。




はい。

以上っす。

長々とごめんね。

まあ、たまにはだらだら長いものがあってもええでしょ、と開き直ってみる。いや、ホントすみませんすみません

さあて。

これ全部ネタってことでおしまいにしとこ。

そんじゃ。

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