2010-07-04

宇宙ショーへようこそ感想

映画感想を書くから、これから鑑賞する人は読まないでね。「宇宙ショーへようこそ」と言う作品を観てきた。田舎で暮らす小学生宇宙人と一緒に宇宙へ行ってトラブル地球に帰れなくなるけど紆余曲折へて無事帰還するといったストーリーだった。なんとなく、某WEBラジオで話題に出ていたから見に行ったので、特別まえから注目していたというわけではない。事前情報として、監督のやりたいことは全部詰め込んだようなことを聞いていたからそのフィルターがかかって観ていたかもしれないけど、それ以外は予備知識無しでいってきた。

感想。よかった。わるくなかった。絵が綺麗。でもテーマがいくつもあって、絞りきれなかった感がある。どこが焦点になっているのか見ていてつかみづらかったというか。監督理屈抜きに見れるものを作ったといっていたけど、かといってボケーっと観ていると分からないしつまらないんじゃないかと思う。もうちょっと各テーマを掘り下げてほしかったし、絞ってほしかった。感動がこま切れになってしまった。

今思い出す限りで、テーマとして

があったけど、例えば友情とも淡い恋心ともつかぬ感情地球側の男の子(康二)と宇宙側の女の子(インク)に芽生えるテーマなんか、私はもっと見たかったな。掘り下げても良かった思う。たまたま宇宙人ポチに連れて行ってもらえたからその二人は出会えたわけで、でもポチは自由に地球に出入りできないので、要するに二人は分かれたら最後二度と会えない。切ないじゃないか。インクかわいいし。

舞台キーワードしては

が上げられると思う。あくまで私の感性の網の目に引っかかったものだけど。そうそう、「わさび」も忘れちゃいけない。

見に行って損はないとおもう。小学生の役を実際の小学生の役者が演じているのも見どころだね。

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