2010-06-29

ボクシングやってるんですよー」

初めて出会った人に対し、こういう自己紹介をすることがある(実際にやってます、子どもの遊びレベルですが)。

そうすると、たいていこんな会話になる。

「えー、そうなんですか!すごーい!そう言えば結構やせ形ですもんね!どうやってダイエットするんですか?」

「一番手っ取り早いのは極力食べない、飲まないって状態をキープしながら練習することですね。時たま下剤とかも・・・」

「えったいへーん!そんなの絶対ムリー!体壊しちゃいますよー(笑)

とだいたいここで会話が終わり、次のネタへ移行することとなる。

まあそれ自体はいい。自分の得意分野で話せないのはいささか残念だがコミュニケーションの流れ上それは構わない。

ただ、ボクシングやってる人=痩せる方法知ってる人と考えられるのは少し残念だ。

彼ら、いや彼女らの方が多いか、が知りたいのは「ボクサーが知る痩せる方法」ではないだろう。

「(世間一般のイメージからして)ボクサーなら知ってるかもしれない、楽して痩せる方法」が知りたいのだろう。

別に僕はダイエット(ここでは維持を目標とした体重減の意)のためにボクシングをしているのではない。

また、ボクシングをすれば勝手体重が落ちるのではない(そりゃ普段運動してなけりゃ落ちるでしょうけど)。

試合に出場するためになら少々不健康なことぐらい迷わずする。

一般人健康的に痩せるための知識なら、その筋の人の持つそれには全然かなうはずもない。

しっかりこう説明すれば問題ないんだけど、実際の場でここまで粘着して話すことはできない。

無知によって僕らの努力が、変な風に受け取られるのがすごく残念だ。

見れば見るほど自分本意な論であるが、減量のイライラに任せてエントリーさせていただいた。

今週末に試合を控えるアマチュアボクサー言葉です。おしまい

  • てか、女の反応だろ?女は大部分がスポーツに興味ないんだから、自ずとそう言う会話になるだろうな。 ま、男にだけ打ち明けろとしか言えない。男なら「殴られたら痛くない?」とか...

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