2010-06-08

殺人ストレス解消

誰かを否定し続けるには莫大なエネルギーが必要。

だから、誰かを嫌いになると身体に負担がかかる。

負担がかかったまま生活しているとだんだん精神もおかしくなってきて、ついにはそのストレスに身体が耐えられなくなる。

殺人は身内によるものが圧倒的に多いとされているが、それは同じ家で暮らすことで、毎日毎日その人間が嫌いなことを確認・維持しなければならなくなるから。

その気持ちを維持するためにエネルギーを使い続け、最後は負荷に耐えられなくなってその人間をこの世から消し去ろうとする。これが殺人メカニズム

殺人が起きないようにするには、まず嫌いな人間から離れること、嫌いな人間のことを考えないような環境に身を置くこと。

ただし、嫌いなものが人間ではなく社会である場合もある。これはアキバ殺人犯場合など。

この時、いくら離れようと思っても社会からは離れられない。日本脱出するような資金力は持っていなかっただろうし。

それよりもまず出来たことは、なぜそれが嫌いなのかを考えること。

嫌いという気持ちを維持するのにかかる費用を考えたら、本当にそれは維持されなければならないものかは疑問になることが多い。

社会が嫌なら自分を変えろとは少佐言葉だが、嫌いという気持ちの本質を探れば、それは実は大したことのない、些細なきっかけだったり、自分の中にある「根拠のない」思い込みが出発点だったりする。

そこを正しく把握し自分の中から解放してやれば、嫌いという気持ちは自然と消えていく。先に言った、嫌いな人間から離れるという方法が有効なのは、離れることで忘れることが出来るから。忘れることが出来れば、実はその人間を「離れれば忘れる程度の気持ち」で嫌っていたに過ぎないことに気付けるから。

全ての自分の気持ち、特に否定的な気持ちは、本当に小さなきっかけから始まっていることが多い。

たとえばいつも誰かに馬鹿にされているような気持ちでいるとしたら、それはたとえば「落ち込んでいる時に誰かが慰めようと思ってかけた一言を誤解していた」とかその程度のことだったりする。

誰かに嫌われているような気持ちは、普段あまり人の目を見ない人間がたまたま誰かと目が合ってしまった時に、相手が不機嫌そうな顔をしていると「思った」ために生じたことだったり。

どうして自分はこんな気持ちでいるんだろう。

なぜ社会自分を否定していると思わなければならないんだろう。

そういう素朴な疑問から出発することが大事。疑問を持てば答えは必ず出てくる

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