2010-05-10

ギャンブルは、ハマればハマるほど、得する確率が低くなる。

期待値マイナスな、一般的なギャンブル場合の話。パチプロさんだとか、競馬の分析屋さんだとかみたいに、期待値プラス、あるいはそうだと思い込んでいる人には関係の無い話。

俺は特にギャンブルとかやらない。パチンコ打ったこともなければ、宝くじ買ったこともないけど。別に嫌悪してるわけじゃなく、たまにやってみるくらいならいいんじゃない?と思ってる。

特に宝くじなんて、数百円、数千円が下手すりゃ億単位に化ける可能性のあるシロモノだし、こんだけ低リスクかつ低コストでこんなに大きいリターンの可能性があるものって他にないからね。

けれども、絶対に数打っちゃいかん。金銭的な意味で言ってるのじゃなく、たとえ安くても、数打っちゃいかん。

統計学って分野に、中心極限定理という大事な定理がある。

これは簡単に言えば、回数を重ねれば重ねるほど「運」ではどうにもならなくなる。運がよくても勝てなくなる。そういう定理

もっと直感的に言うと、道行く見知らぬ人5人に誕生日を聞いて、その中に自分と同じ誕生日の人が1人でもいる、そういうことは運がよければありうることだ。

けれど、500人に誕生日を聞いて、その中に自分と同じ誕生日の人が100人いる、そんなことはまず有り得ない。どんなに運がよくても2桁もいかない。回数を重ねれば重ねるほど運は力を失い、期待値通りの数字しか出なくなる。

ギャンブルでは「期待値通り=マイナス」なので、回数を重ねれば重ねるほど「もしかしたら勝てる!勝てるかもしれない」から「勝てない。運ではどうにもならない」に変わっていく。

だから、数を打っちゃいけない。

ところで、最近1円パチンコとか5円スロット流行ってるらしいけど、そんなの好き好んで負けに行ってるようなものじゃないの?

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