国家に拠らない生存の基盤となるコミュニティーってのはこれからの日本で自然発生的に生まれてくるだろうと思うし。
ただ、問題はそのコミュニティに所属するのは「日本」っていう巨大な庇護から離れても
生きていける人っていう条件がつく。華僑やユダヤのように巨大でない分、人材は相当重要になる。
一人でも生きていける人々の相互扶助、結束っていう形でしか存在し得ない。
要するに、「日本は滅んでいい」っていうには相応の資格が要求されるってことで。
こういう匿名の場所でほざいても、「おまえ日本なしで生きられんのかよ」と言われるのがオチ。
自分の有能さを示すか、あるいは黙っているのが賢い気がする。
なんにせよ、国家の庇護というのは本当に大きいものだから。日本が滅んだあと独力でコミュニティを立ち上げて
生きていける人々は日本人のどれだけの割合で存在するんだろうか。
増田の文章からは国家に所属することの恩恵を理解してる感じがあまりしない。
それに、ユダヤは強烈な宗教的イデオロギー。華僑は生存の場を獲得するための強烈な競争社会。
ごく一部の極めて有能な人間を除いて、こういった社会形態よりは「国家」みたいなモノの方が
よっぽど居心地よいだろうと思う。別に彼らは気が合うから一緒にいるわけではなく、生存のために一緒にいるわけで。
ニューヨークで豆腐売ってただけのおっさんでも現地で生きてこれたのだから、あまり悲観視はしてない。 今よりもだいぶ生活が制約される事は理解しているが、遠かれ少なかれ日本は...