2010-05-07

僕は時々、道を歩いていてクスっと笑う事がある。

嗚呼、僕は輝く日本伊藤忠商事社員なんだ...

と、思うと嬉しさが込み上げてくる。

激烈な競争を勝ち抜き伊藤忠商事に入社して3年。企業威信をかけた戦いが始まっている。

僕は伊藤忠商事の者として、将来の日本を背負っていく使命を帯びているのです。

しかし先輩方は僕に語りかけます。

『いいかい?君が母なる伊藤忠商事に何を成すかを問うてはならない

君は選ばれし神だと言う自覚を持ち、いかに伊藤忠商事に貢献出来るかを問いたまえ。』

僕は責任感の重さに胸が熱くなり、武者震いを禁じ得ませんでした。

でもそれは、伊藤忠商事を造り上げてきた先輩始め先達からの深い慈愛なのでしょう。

近い将来、この美しい企業を牽引してゆく僕たち社員の熱き誇りなのでしょう。

こうして僕たち伊藤忠商事学生は、伝統栄光を日々紡いでゆくのです。

嗚呼、何と素晴らしき伊藤忠商事哉。

知名度は抜群、人気実力共に世界高水準。

カレシにしたい企業の比べなき帝王

余計な説明は一切いらない。

ただ、周りの人に『どちらの企業ですか?』と問われ

『ITOCHUです』と答えるだけで尊敬のまなざしが、更に『繊維部門です』の一言で憧憬のまなざしが注がれます。

合コンの度に繰り返される参加女性らの僕らの争奪戦。

美しい人妻から投げ掛けられる甘濡れた視線。

そして、2ちゃんに来る度に味わう圧倒的優越感。

TOCHUに入れて良かった。

伊藤忠商事に入社出来て本当に良かった。

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