2010-04-09

ある日の午後

プルルルルルルルッ、プルッ

俺「はい」
女「もしもし、こちらは○○さんの携帯でよろしいでしょうか?」
俺「はい」
女「私、株式会社DeIKの山口と申します。今、お時間はよろしいでしょうか?」
俺「あ~っ、今、忙しいんですけど…」
女「そうですか、それでは用件だけ手短にお話させていただきます。私どもは......」
俺「はぁ…」
女「この電話は、全国のキモオタ童貞の方を対象にお話させていただいております。」
俺「へぇ…」
女「そういうわけで......」
俺「あぁ、はい…」

 (省略)

女「......なんですね。○○さん?」
俺「……お名前をもう一度よろしいですか?」
女「山口と申します。」
俺「下の名前は?」
女「?…はるかです。」
俺「どういった字を書くんですか?」
女「…山口普通に山口です。あと晴れた日はいい香りです。」
俺「どちらにお住まいですか?」
女「…渋谷、ですが、、」
俺「独身ですか?」
女「……はい」
俺「彼氏はいますか?」
女「……」
俺「あなたの電話番号を教えてください。」
女「……」
俺「…」
女「……」
俺「このひと気持ち悪い、って思ってます?」
女「……」
俺「あなたが電話をかけてきて、私も同じことを思ったわけです。」
女「……」
俺「電話をき」(ガチャ、ツー、ツー、)

お前からかけてきたんだろ!話を最後まで聞いてくれよ!

でも期待通りの反応をしてくれたことには感謝しています。

記憶あいまいなので細かいところは適当です。

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