2010-03-06

*[人生]人生の縮図なんてマックの隣のテーブルに座っていた

 先日マックの隣の席がおばあちゃん(60代後半)と孫4才。

 ほっぺが真っ赤で近年まれにみるかわいい坊や。マックに入ってくる時にあんなニヨニヨしているのは初めて見た。

 ちゃんと服とお揃いの青い帽子

 で、二人が隣に座る。おばあちゃんは帽子をかぶらせたいんだけど孫はすぐ脱いじゃう。

「(ぼうしは)うしろにおいとくの」

ダメよ、忘れちゃう」

と言ってかぶらせる。

「もーいーくつ」

「だめよ、それ以上歌うとジャスラック著作権料を支払うからご飯が食べられなくなるよ。」(これは嘘)

 でまた帽子を脱いじゃう。

 でまたかぶらせる。

「ほら、かぶった方がカワイイじゃない。」

〜みたいな、そんな繰り返し。

 漏れ的には帽子脱いだ方が教育いいんじゃないかとか思ってた。

 まあそれでおばあちゃんは孫に気を取られててしゃべりながらジュースを飲むもんだから、のどに詰まらせてゴホゴホ

 その時、今までうにょうにょいっていた孫が突然はっきりと一言

大丈夫?」

おばあちゃんせきこみながら

「まあ、「大丈夫」なんて始めていってくれたわね」

 そうだね坊や、今はあれこれ手を焼かせても君はどんどん大丈夫になっていく。でもおばあちゃんはどんどん大丈夫じゃなくなっていくよね。

 そっか、生きるってことは大丈夫になって大丈夫じゃなくなっていくことなんだ。大丈夫を誰かに渡しながら。

 人生の真理なんてマックの隣の席に転がってるものなのかも。あなたの大丈夫、誰に渡します?

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