2010-03-04

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20100228101.htm

谷本氏が全市町で優勢 なお3割強が未定 知事選北國新聞社世論調査

 3月14日投開票知事選の動向を探るため、北國新聞社は25~27日の3日間、石 川県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。その結果と選挙取材班の分析を 基にした27日現在の情勢は、現職の谷本正憲候補が県内全市町で優位に立ち、桑原豊候 補ら新人3氏をリードする展開となっている。ただ、まだ3割以上の有権者投票先を決 めておらず、情勢は流動的な要素も残す。

 衆院石川1、2、3区の地域別にみると、2、3区で谷本候補が他の3候補を大きくリ ードし、大票田の1区(金沢市)でも有利な展開を続けている。これを追う形の桑原候補 は、3区(能登地区)の一部で健闘しているものの、地元七尾市でも谷本候補に引き離さ れている。木村吉伸候補は加賀市などで支持を集めているが、伸び悩んでいる。

 今知事選では谷本候補が民主自民公明社民の推薦・支持を受け、共産木村候補 を推薦、桑原候補は元民主衆院議員という立場にある。政党支持別では、谷本候補が民主 の6割強、自民の約8割、公明の9割強、社民の7割の支持を固めた。桑原候補は民主の 3割弱、みんなの党の3割から支持を集め、自民社民の一部にも食い込みをみせている 。木村候補は共産の6割近くを固めた。

 「支持政党なし」のいわゆる無党派層は、6割強が谷本候補を支持し、桑原候補は2割 の浸透度にとどまっている。

 男女別では、谷本候補は女性からの支持が多く、桑原候補が男性に浸透している。年代 別にみると、谷本候補が全世代から幅広く支持を集めている。桑原候補は50、60代で 支持の広がりがうかがえる。新人の米村照夫候補は苦戦している。

 今回の調査では、投票する人を「まだ決めていない」と回答した人は、37・7%だっ た。投票する人を「決めている」は37・4%、「だいたい決めている」は24・9%。 年代別で、投票する人を決めていないのは、20、30代が60%台で、年齢が高くなる ほど、すでに意中の候補者を決めている傾向となった。

 今夏に予定される参院選の動向についても、調査を実施した。参院選比例代表投票 先を尋ねたところ、自民が40・2%と最も高かった。民主は34・2%にとどまり、み んなの党3・9%、公明3・3%、共産2・5%、社民1・4%と続いた。支持政党も自 民が民主リードした。

 昨年8月の衆院選では、県内有権者比例代表投票先は、民主自民の票を上回った 。しかし、今回の参院選比例代表投票先調査結果をみると、衆院選から半年を経て、県 民は民主内の「政治とカネ」問題に対して、厳しい目で見ていることが、あらためて浮き 彫りになった形である。

「そんなことしても自民党支持率は回復しないというのに!(キリッ」とかやってた奴らはこのあたりどう考えるんだろ。

  • 石川県民として言わせてもらうと、谷本元知事は政党がどうこうということではなく、知事として長年勤務してきた実績が評価されているからこうなる。 石川県のみならず、知事が長期...

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