「俺はそんなひまじゃない。」と強めに言ってみた。すると彼女は
「大丈夫、私も暇じゃないから。」と笑いながら言った。 何が大丈夫なのかさっぱり分からなく、思わず笑ってしまった。
僕は学校に友達がいない。自分で言うのも何だが、僕はすべてにおいて完璧らしく(人から噂される)、何をやってもうまく行ってしまうので、周りからは尊敬を超えて妬みの視線しか送られないので、僕は教室の角でひっそりと音楽を聞いているだけ。笑うなんてほとんどない。彼女が発見と言うのも頷ける。
「あっ、それは置いといて、いいじゃん付き合ってよぉ~。」甘えた感じにいってくる。
これでは平行線だと思い 「なぜ俺なんだ、その理由によっては付き合ってやるよ。」と、どうせ大した理由もないに決まってる、そう思ってた。 すると
「うーん、そうだなぁ、、、、」
「実はですね、私の一つのキャリアになってほしいの。」
「、、、、はぁ?」
「キャリアになってほしいのよ。学年一位同士のカップルだなんてさぞかし噂されることでしょうよ。あぁ、考えただけでもぞくぞくするわぁ。というわけ、早い話が利用させてってこと。」
「、、、、」
「あれ、もしもーし」
「、、、、」
「、、、、怒った?」
「アハハハハハ、なんて面白いやつだ、お前みたいなやつ初めてだよ。なるほど、人から尊敬の眼差しでみられたいのか、俺とは真逆だな。おまけにその計画、ろくに友達もいない俺の方がやりやすそうだもんな、よく考えてるな。いいだろう、その位なら構わないよ、名前を貸すくらい。」
「ホント?やったぁ、ありがとう、本音言ったら断られると思ったけど、了解してもらえるとは、、、、。」
「いや、こちらも久々に笑わせて貰ったよ。」
「あっ、私これからピアノなんだ。」時刻は六時半、日が少し暗くなったくらいだった。彼女は走って行く前に
「そういえば、明日日曜じゃん?暇?」
「予定はないけど」
「じゃあ、遊びましょう。あっ、決めたいけど時間がない。携帯の番号教えてよ、連絡するから」
こっちの意見は無視か、と思いつつもさからえず、番号を教えると彼女は走って行った。
しかし、途中で振り向いて
「車に気を付けてかえってねぇ」と手をふりまた走って行った。
妄想乙
このストーリーから、一体、何を読み取れというのだwww。 キャリアになって欲しいって、どういうこと? ”経歴”ってこと? あ、自己解決。 人から尊敬の眼差しでみられたい そう...