2010-02-25

フィギュア女子SPキムヨナ浅田真央より得点が高い理由 その3

レコードチャイナ:<五輪トリプルアクセルを飛んだのに2位?!浅田真央の問題は新ルールへの対応にあり―中国メディア

問題は演技構成にある。浅田のトリプルアクセルダブルトーループの基礎点は9.5点、加点が0.6点。キム・ヨナトリプルルッツ~トリプルトーループは基礎点が10点、加点が2点で、コンビネーションジャンプだけで1.9点もの差がついた。女子選手にとってトリプルアクセルの難易度はきわめて高いものだが、点数はそれを反映したものではない。新ルールの不公平さを示すものであると同時に、浅田の演技構成の問題を示すものと言える。

もしトリプルアクセルコンビネーションではなく、後半に単独で飛んでいればそれだけで全体の基礎点は2点以上高まっていたはずだ。体力や安定性などを考慮しての判断だったかもしれないが、コーチタチアナ・タラソワ氏の責任は免れない。

ジャンプ以外でもキム・ヨナは手の動作が多く、新ルールの「上体の表現」に照準を合わせた演技を取り入れた。一方、浅田はスケーティング技術や完成度ではキム・ヨナを上回っているが、新ルールに対応したものとは言えない。数々の五輪王者を育ててきたタラソワ氏だが、新ルールに対応できず時代遅れの指導となってしまった。(翻訳編集/KT)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=40010

http://news.livedoor.com/article/detail/4624004/

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