2010-02-14

買い物をしても社会全体の貯蓄は変わらない

http://seisai-kan.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-f94f.html

まあ国民がある日突然自分貯金を全部はたいて買い物をしたいと一斉に思えばこの仕組みは崩れてしまいますが、それは即ち超好景気が来たと言うことになりますので、その時には国借金の心配もなくなっていることでしょう。

それまでは正しいことかいてるのに、最後の詰めが甘い。

貯金を全部はたいて何かを買っても売った人の口座に金が移動して全銀行預金量は不変なので国債を償還させる必要はない。マクロ経済がわかってない人は個人間の取引と社会全体の区別ができてない人が多い。個人レベルで見れば何かを買えばお金が減るんだけど社会全体だとそうじゃない。個人レベルで見れば借金減らせばよさげだが、社会全体では借金を減らせば誰かの資産も減る。預金貨幣も使うのをやめない限り世の中から借金をなくすのは無理。

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