2010-02-10

Illustratorなんて極める必要なし

俺は同人シャツを作っている。

シャツ印刷の版はイラレ形式だ。

俺はそれを律儀に守り、しばらくイラレ形式で版のデータを作成していた。

ベジェの使い方でずいぶんと苦しんだ。これどう操作するんだろう、ああ線と塗りが色が違うせいでああだこうだ、とずいぶんと引っ張られた。

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しばらくして、俺はイラレを使わなくなった。

理由は明白だ。

デザインに慣れてきて、もっと細かいデザインを求めるようになったからだ。するとベジェではかえってデータが重くなった。

4色分解とかやったりするともうアウト。

結局、ベジェだとある程度凝ったイラストイラレの処理範囲を超える。

なので、ベジェを「仕方なく」やめて、フォトショで作業するようにした。最後の最後でイラレ形式で吐き出す、そんだけだ。

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はっきり言えば、フォトショに変えてから作業効率がものすごくあがった。更にイラレでは出来なかった細かい模様も描けるようになった。

全体的に処理が軽い。自由に選択範囲が決められる。追加削除がサクっと出来る。イラレでは出来なかった事がフォトショだと「楽に」出来る事が多い。

Tシャツイラストの版なので、1色から3色までしか使わない。そういった「くっきり」したイラストイラレの専門だと思っていたが、逆にフォトショの方が楽だ。

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今でも時々「イラレを極めよう」なんて記事が出るけど、多分、フォトショを極めた方が楽な上にいいものが作れると思う。

適材適所だけど、イラレはずいぶんとその専門分野が小さくなったと思う。

まぁ、どこかでイラレの使い方を習ったわけじゃないんで、単に使いこなしてないだけかも知れないけどね。

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