2010-02-02

アニメの作画環境デジタルに移行しないのは

アニメの作画環境デジタルに移行しないのはなんでかなーと思ってたけど、単にPCスペックが追いついてないからなんじゃないかと気づいた。

 

十分にアニメの作画をするために必要なスペックはいくつだろう。

フルカラーでなくてもいいけど、塗り分けをするのに何色あれば足りるだろうか。

自分の場合だと、白(紙)、黒(主線)、赤、青、橙、ピンク、黄緑、緑、茶、黄色…ぐらいか。

ここから作監・演出・メカ作監監督用の修正用紙の色が必要だ。

16色ぐらいは必要だろうか。

 

紙のサイズが問題。いつもはA4サイズで作画しているけど、大判だとA3ぐらいになる。

人によっては変則的な作画・カメラワークをするので、A1ぐらいまで扱えた方がいいけど…

dpiはどの位なら作画に耐えられるだろうか…普通の100フレームで作画するばあい、250dpiあればなんとかなるだろうか。

でもTUすることを考えると、やはり350dpiはないと厳しいだろう。

 

レイヤーはどのぐらいまで必要だろうか。

簡単なカットなら10枚あればなんとかなるけど、動きのあるカットだと原画の時点で20を超えたりする。

動画で160枚行ったものを見たことがあるから、それぐらい使えると十分だろうか。

 

つまり纏めると、

1.16色程度の色が使える

2.A1サイズ(350dpi)ぐらいまで扱える

3.レイヤーが160枚程度使える

 

と、このぐらいあればアニメの作画環境的には満足に行えるだろうか。

色数はそうでもないけど、やっぱりキャンバスサイズとレイヤー数が問題だなぁ。

 

そして、このスペックが必要になるのは原画よりも動画なんだよなぁ。

…あるいは、ベクター系のソフトを使うと、よりスペックが低くても大丈夫なのだろうか。

そっちは使った事ないからよくわからないな…教えて、詳しい人!

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