前日ぼくは、友人たちと飲んだので遅く帰宅した。
倒れこむように寝床に入り、すぐに眠りに落ちた。
「!」
大勢の人の悲鳴や叫び声が聞こえたような気がして、
あわてて飛び起きた。悪夢でも見たのだろうか。
目をこすりながら時計を見るとまだ6時にもなっていない。
「講義は午後からだし、まだまだ眠れるな…」
明け方の寒さの中で、ぼくはまた眠りについた。
ぼくはもう一度目を覚ました…
あの瞬間に聞こえた叫び声は、いったい何だったのだろう。
ぼくが聞いたあのたくさんの叫び声は、もしかしたら
被災された方々の声だったのだろうか。
* * *
なぜ、ぼくに叫び声が聞こえたのかはまったくわかりません。
こんな経験をしたひとは、他にいませんか。
あのような叫び声を二度と聞かずにすむ方法を知りませんか。
それはまさしくニュータイプだね もっと訓練を積めば、いろんな声を聞けるようになるかも
楽しいけどそれはただの偶然。 たくさんの人が一気に死ぬなんてことはときどき起こることです。