2010-01-14

平穏な生活を送っていると国家が気にならない理由

たとえば、オウム井上被告などは今月12日付けで死刑判決に対する上告を最高裁棄却されたとき(おそらく「主文 上告を棄却する。」くらいの三行判決)、最高裁権威の重圧と、実際に上告棄却という法律権力を行使した金築誠志という裁判長の存在感の大きさに圧倒されただろう。その重圧というか最高裁の存在感というのはおそらく逮捕されてから今日までこの男の心の中に重くのしかかっていたはずで、これこそが現実なのだと思う。

俺らが平凡に暮らしていて、朝日新聞なんかで、井上被告死刑判決が確定したなんて報道を聞いても何も感じない。mixiなんぞに棲みついている有象無象の低能国民ともなればなおさらだろう。mixiニュースに「井上被告死刑確定」なんて文字が躍っていてもスルーしてしまい、「飲み会で男に嫌われる12の行動」とかいう記事に飛びつくのだから。

国家というのは要するに俺らの心のバランスを制御している何らかの核心部分だろう。権威主義全体主義、卑怯、臆病、利己主義、均衡、嫉妬などの塊だ。そうした心理の中枢を担う人材というのはいることはいるが、それはたまたまその人物が日本の心理の中枢を代表しているからで、その人物そのものが国家というわけじゃない。日本における国家とは集団の卑劣な心理を核とする心の様相の象徴である。

したがって、国家とは、井上被告のような凶悪犯罪者と呼ばれる人との対人関係で、あるとき場所において確かに発生しているのだが、国家が許可した範囲内で平穏な生活を送っている人々は、個人心理と国家心理と抵触しないため、事件に接しても何も感じないのだ。

  • http://anond.hatelabo.jp/20100114035016

    傍聴してたの? 井上被告の気持ちなんて想像することしかできんだろう

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      • anond:20180716171442

        四女に、愚父を引き取らせて申し訳ない、じゃないかな

      • anond:20180716171442

        小声でよく聞き取れなかった刑務官が「四女?」と聞き返すと、松本元死刑囚は四女の名前を口にしました。 聞き取れなかったことにして四女?と繰り返し尋ねることでボケた麻原か...

      • anond:20180716171442

        「ザクッ」低能先生

      • anond:20180716171442

        上祐さんって自分も死刑になっててもおかしくない立場だったのに、まるで他人事みたいに批判していて、どういう思考回路なんですかね? https://twitter.com/joyu_fumihiro   うまいこと言っ...

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