2009-11-14

地 方分券というのは二つの政策パッケージによって実施される

ひとつ政府組織ダウンサイジングであり、もうひとつそれに伴う業務のアウトソーシング

しかし、この二つのタクティクスは下位レベル行政組織プライベートセクターに活力なりキャパシティがあることが前提となっているはず。

しかしながら、もしアウトソースする先がないほど民間の潜在能力が低い場合(料金徴収にしろ、O&Mにしろ)

結局、それがボトルネックとなってしまう。

したがって中央は地方政府に権限を委譲するというプロセスを先にやってしまってから

いざ地方スリム化を図ろうとするととたんに行き詰る。

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