2009-11-11

取引先の会社で開催された、ちょっとしたイベントに参加した。

若手の社員さんが皆で揃いの黒ずくめの格好をしていた。これ多分それぞれの私物だよなー、イベントのために気合入れてるのかな、がんばってるなー、とか思って眺めてたら、今までかっちりしたスーツ姿でしか見たことのなかったMさんが、丸首の白Tシャツの上から黒いジャケットをさらっと羽織って下は黒いスキニー履いてて、それがなんか異様に似合ってて、あ、やばい、と思った。

イベントの締めくくりに、年長者の訪問客向けなんだろう、宴会タイムみたいなのがあった。

若手の社員さんが皆でEXILEみたいなダンスを披露してくれて、どうもそのための衣装だったらしいんだけど、いまいち冴えない人たちが無理して雰囲気イケメンを演じる(なんか日本語がおかしいけど)なかで、Mさんだけは本当にイケメンだった。他の人が照れを捨てきれずに中途半端な表情で例のぐるんぐるんをやってる中で、Mさんだけは一生懸命やってた。それにも好感を持った。とにかくMさんがめっちゃかっこよく見えた。胸がどきどきしてきた。前から細かいところがいちいちわたしのマニアックなツボに入る人で気になってはいたんだけど、今日のあのイケメンぶりは反則的だと思った。知り合ったころ、社内では新人でいつもお笑い担当みたいなポジション仕事してたくせに、いつの間にか成長していい仕事するようになってるのも知ってた。あー、好きになったのかな、ってちょっと思った。でもMさんは新婚さんで、取引先向けの社内報(また日本語がおかしい)みたいやつの一言コラムでも毎月奥さんのことばっかり書いてるし、でもそれからは、Mさんが挨拶してきても目を合わせることができなかった。顔が赤くなるのが自分でわかった。でも遠くからめっちゃ凝視してる自分もいた。目が合うととっさに下を向いてしまった。帰るとき、いつもみたいに「お疲れ様です」って言えなかった。もうやだ。Mさんのばーかばーかばーか。好き。

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