今年の国家予算の財源不足額は50兆円になるらしい。それを毎回国債発行で賄われたら、負担を強いられる現役世代や将来の世代は、子供手当てが貰えると喜んでいる場合じゃないはずだ。
そこで、新規に国債発行するのではなく、今年返済する(償還)予定の国債を返さない(デフォルトさせる)ことで財源確保することを提案する。なぜなら、今後ますます衰退していく日本が借金をしたところで、将来返済できる見込みがあるのだろうか?(100%ない)ならば、無駄な利子を払う前に、今すぐ返せないと白旗を揚げたほうがお互いに傷は浅い。
そんなことをすればハイパーインフレだとか、円の暴落が起こると極論を言う輩が出そうだが、21年度でなら、借換債を発行して90兆円返済する予定だった額のうち50兆円踏み倒せば済むこと。累計発行残高800兆円からすれば、たったの6%。いずれ返せなくなる金を、今返せないと言うか、あとで返せなかったと言うかの差でしかない。
資金を国債で運用している年金にはダメージが出るかもしれない。でも、過去に散々いい思いをして、挙句の果てにこの状況を作ったバブル以前の世代の受給額を減らせば良い。