2009-10-20

引いた瞬間、冷めた瞬間 … ハイパーレクシアと徒競争

生活板の該当スレに書こうと思ったけど、ちょっと事情が特殊だから増田に書くよ。

私は自閉。またの名をアスペ。知能は平均程度にはあるから、高機能自閉症という奴だ。行政から障害者手帳はもらっている。

ディスレクシア映画俳優のことを調べているうちに、『ハイパーレクシア』という症状のことを知った。

ディスレクシアとは正反対で、極端に幼いうちから文字を覚えてしまう障害らしい。

実際はかなり違うだろうけど、サヴァン症候群に近いものだと考えれば理解しやすいと思う。

サヴァンと同様、その特性(能力?)自体は治療の対象ではない。他人より優れているものを治療するいわれはないしね。

私は子供の頃から無駄に字が読めて、幼稚園時代に新聞を読んでいたらしい。

自閉的な傾向とあわせて、どうも自分はこのハイパーレクシアに該当するかもしれない。

――ということを、交際するかもしれなかった人物に話した。

当初、私が何を言っているか聞き取れなかったようだが、ディスレクシアの反対と説明したら理解したようだ。

数日後、「ハイパーレクシアって治療の方法ないんだってね」と言ってきた。

……治療できるなら、それは『病気』であって、治療のしようがないから『障害』なんですが。

先述のこともあわせて、「足が速いからって遅くさせようとするようなことってないでしょ」と半ばキレながら返したら。

「そういえば、運動会の徒競争だと手を繋いで並んでゴールするらしいよね!」

あの『俺今面白いこと言った!(キリッ』みたいな顔!いまだに腹立たしい。

文字を読めると他の子に悪いから、読めないふりをしろと。つまりこいつは、認知に問題を持って生きづらい私の数少ない長所去勢するようなことを冗談で言えるわけだ。私の障害のことなど理解する気すらない。

醒めたなんてもんじゃない。こいつの「愛してる」だの何だのという言葉がまったく信じられなくなった。

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