2009-10-19

[] 気配りゲーム

俺は非モテ男だ

モテたいと思って、Amazonモテるためのノウハウ本を大量に買って読んだ

本には、一貫して「女性は男性のやさしさに弱い」と書かれている

また「女性は気配りのできる男性に弱い」

やさしさ・気配り

これは周囲への配慮ということだ

恋愛に限らず、やさしさ・気配りは好かれるものだ

ドアを開ける行為にしても、

「どうぞあなたがお先にお入りください」

「いえいえあなたがどうぞ」

「いえいえいえ」

【やさしさ気配りゲーム

この世界には、気配りを効かせることの出来る要素が散らばっている、と考えるのだ

これを「気配りの元」と呼ぼう

「気配りの元」は時と場所に応じて現れたり、消えたりする

その「気配りの元」で気配りを効かせることが「やさしさ」なのだ

たとえば、片付けられてないお皿なんかは「気配りの元」であり、

これは「やさしさ」でもって適切に処理される必要があるのだ

こうやって気配りをたくさんできた人間は、評価が高まるし、人間的に尊敬されるし、女性からモテるのだ

このゲームは、現れたり消えたりする「気配りの元」を他の男よりも早く発見し、

気づかれないうちに処理しなければいけない

ただ、慣れてくると「気配りの元」の出現を瞬時に把握する人ばかりになるので、

結果的にこれの取り合いなんじゃないだろうか

「気配りの元」を取ることに夢中で、本来の意味が薄れているような気がする(上のドアの例みたいに)

気づきゲーム、気配りゲーム

僕は、こうやって、みんなが率先して、醜く争って、気配りをしようとする様をみるのが嫌だった

だから自分からはやらなかった。

むしろ、「気配りの元」を他人に譲っていた

だから、多くの人から好かれなかった

でもゲームとして

単純なファミコンみたいなゲームとして考えれば、気を利かせるのも楽しくなるかもしれませんね

  • ドアを開ける行為にしても、 「どうぞあなたがお先にお入りください」 「いえいえあなたがどうぞ」 「いえいえいえ」 私こんなことやらない。 ドアを開けて、レディを先に通す...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん