2009-10-14

保険精神

最近、「保険精神」ということばをちらほら聞くけど、言葉コンセンサスがなくて混乱している気がする。

予測できないし起こる確率も高くない、でも起こったときのコストが高いリスクを、みんなでちょっとずつ負担する保険。その意味だと、たとえば高齢者慢性的医療費保険ではないし、民間の保険会社が明らかにリスクの高い人を保険に加入させなかったり保険料を高く設定したりしたとしても合理的。

ただ、国が提供する「保険」は、生まれつきの健康面の不公平を均す役割を負ってもよいと思うし、それは前述の意味保険ではないけれども、それも保険と呼んでしまってよいと思うけどね。

保険精神」という言葉をつかう人は前者意味ではつかわないみたい。

  • 月5万とか6万とかがちょっとか、ちょっとと言えるのか!? ってか、誰もかれも病院にはかかるが、3割負担だとしてそれの10割分、15万円くらいの医療を受けているのか? いや...

  • 遺伝病のように生まれつきの不健康はともかく 自ら招いた不健康はどう考える?

    • 良く分らんけど、例えば ・自分が原因で起こした交通事故で半身不随 ・内臓売ってそのおかげで循環器不全 ・堕胎 なんかでも、(国民健康)保険って効くんだよね? いったいどういう...

    • 元記事の文脈には政策として医療制度はどうあるべきかという議論はないよ、というのは確認したうえで。 > 自ら招いた不健康はどう考える? その人のために保険料払いたいとは思...

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