微妙にそうでもない。
食べ物は環境的な条件にかなり大きく左右される。
南米大陸に生まれたら「とうもろこしが一番うまい」
中東からヨーロッパにかけて生まれた場合は「小麦が一番うまい」
同じ米でも、世界で生産されている9割以上はジャポニカ種ではなくインディカ種なので、食味は大きく異なる。
また、「うまい」というだけで主食を決めることはできない。
牛肉がどんなに好きでも、コスト的に主食には無理だろう。
もちろんある程度は「うまい」ものである必要はあるが、
「一番うまい」ものである必要はない。
ある程度大量に育成することができ、ある程度貯蔵することができ、
ある程度うまいものであることが重要だ。
特に農業技術が発達していない段階では、うまいかどうかよりも
安定的に収穫が得られるかどうかのほうが圧倒的に重要だったはずだ。
昔の人の判断基準は現代人の判断基準とはまったく異なると考えるべきだろう。
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人間は昔から米や麦や粟や稗を食ってきて、米が一番美味いから主食になったんだろうなあ。確かに美味い。
微妙にそうでもない。 食べ物は環境的な条件にかなり大きく左右されると思う。 南米大陸に生まれたら「とうもろこしが一番うまい」 中東からヨーロッパにかけて生まれた場合は「小...