2009-08-17

http://www.chosunonline.com/news/20090815000026

日本政府への未払い賃金請求は困難」政府が公式見解

韓日請求権協定以降、初の政府公式見解

 韓国政府は法院(裁判所)に提出した書面で、日帝徴用被害者らの未支給賃金(未払い賃金供託金の返還推進が困難だとの意を明らかにした。

 14日、ソウル行政法院によると、強制徴用被害者の息子である男性が「徴用被害者に対する慰労金政策に問題がある」として起こした訴訟に関連して、外交通商部は裁判部に書面を提出した。その書面において「日帝による動員被害者の(未払い賃金供託金は請求権協定を通じて日本から受け取った無償3億ドルに含まれていると見なすべきで、日本政府請求権を行使するのは難しい」との意向を表明した。

 外交通商部はまた、「日本供託金として保管されている強制動員労務者と軍人などが受け取れなかった賃金は総額3億600万円と把握している」と明らかにした。

 政府は「太平洋戦争制動被害者支援法」を制定、2008年から未払い賃金被害者に対し1円当たり2000ウォン(約153円)に換算して慰労金を支給している。

 だが、徴用被害者らの一部は「日本韓国政府の公式な謝罪もなく、物価上昇分も反映されていない」として反発している。

 未払い賃金とは、日本企業徴用されて日本に来た朝鮮人に対し仕事をさせながらも支給しなかった賃金のこと。第2次世界大戦が終わった後に賃金を支給せよという徴用被害者の要求が増えたため、1946年日本厚生省は該当企業に未払い賃金供託所に預けるよう指示した。

どこぞの「日本政府徴用した朝鮮人給料を払っていない」という声を黙らせる効果くらいは期待出来そうで何より。

これで日本政府に対する未払い請求訴訟が沈静化してくれれば(訴訟の対象が韓国政府に移ってくれれば)言う事無しか。

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