【この話はフィクションですし、実在の団体を想起したとしても、それは気のせいです】
ある日、しまじろうは、「やせいのおうこく」という絵本を図書館で借りた。
すると、そこには・・・
一撃で殺して貪り食う、孤高なトラの姿があった。
「・・・・」
しまじろうは、あまりのショックでしばらく呆然としていた。
「僕のおとうさんは、郵便局で働いているフリをしているが、
本当は、シマウマとかを狙って殺しているんだ・・・」
むしゃむしゃ食べるようになるんだ・・・」
数年後。
「やせいのおうこく」のトラウマも忘れかけたころ、
しまじろうはお父さんに呼ばれた。
「しまじろう。
いいか、お前がゴハンを食べられるのは、
お父さんが一生懸命働いているからだ。
だから、大人の仕事というものを見せてやる。」
しまじろうは恐る恐る尋ねた。
「やはり・・・お父さんは、本当は郵便局で働いているんじゃなくて、
毎日シマウマを襲っているの・・・?」
しまじろうのお父さんは、呆れたように言った。
「なにを言っているんだ・・・
僕たちにそのような残酷なことさせること、●武書店が認めるわけないだろう。
僕が郵便局員だ、ってことも利用してね。」
「・・・サイドビジネス!?
一体、お父さんって何者なの・・・?」
「これを見なさい。」
しまじろうが見たモノは、一見すると「名簿」のようだった。
しかも見たところ、生年月日が皆「平成」である。
「こ、これは・・・」
「まだわからないのかい?
●武書店に頼まれて、住民基本台帳から、「お友達」になる子供たちの
住所氏名名簿を閲覧しているんだよ。」
「しかし、確か住民基本台帳って、少女レイプ事件をきっかけに、閲覧禁止になったんじゃあ・・・」
「そうさ。それで苦労しているんだ。因みにその名簿は、閲覧禁止になる前に手に入れたものさ。
閲覧禁止後は、いろいろと知恵を働かせなければ、名簿が手に入らない。
だから「大人の仕事」なんだよ。
たとえば産婦人科の付け届けして、新生児の名簿を手に入れたりとか。
・・・・だから、郵便局員である僕の立場が必要になるって訳さ。」
マジレスすると、ベネッセは妊婦や乳幼児持ちの親向けにプレゼントとかで釣って (合法的に)個人情報手に入れてるけどなー