2009-07-31

父親は今どこで何をしているんだろうか。

父親ともう8年くらい会っていない。

大学進学自に実家を出るタイミングで、母親と妹も父親の元を離れた。

それ以来、一切父親に会っていない。

元々DVと浪費ぐせによる借金漬けの男で、ほとんど父親らしく思ったこともなかったが、顔を見なくなって、より一層肉親というきがしなくなった。

最近になると、もはやあの人が本当に自分の父親だったのかさえ怪しく思えるほどだ。

身体的には明らかに似ているので、遺伝子的に父親ということは疑いようのない事実なんだけれども、心が釈然としない。

やはり、家族というものは始めから『家族』というハードウェアとして成立しているものではなく、『家族』になろうと努力しなければ、家族足り得ないと感じる。

こうして父親とこの先一生会わずに、彼は死んでゆく可能性もあることは考えると、少し寂しいきもするのだけれど、あの人が死んだことを実際に想像してみると、自分は泣かないだろうと思う。

そんな今の状態を考えると、やはりごく普通家族(何をもって普通とするかは異論があるだろうけど)を持っているみなさんが羨ましくなってきたりする。

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