はてなでタバコに関するエントリーを書くとブクマ数を稼げるという電波を受けたので、
日頃から頭の隅っこに転がってたネタをつぶやいてみる。
WEBで喫煙者vs嫌煙者…というかニコチン中毒者vs禁煙ファシストといった状況になると、
ニコ中側の「タバコより体に悪いモノは他にもあるだろ!」という反論が散見されますね。
例えば、日本パイプクラブ連盟の「連載喫煙コラム内」に掲載されている、
「駅が全面禁煙だとか、それなら駅でパイプ喫います -その2-」
(http://www.pipeclub-jpn.org/column/column_01_detail_55.html)
という記事では、副流煙による発癌の危険性を指摘する「一部の嫌煙人種」へ以下のように反論しています。
>こうした“研究”とやらは、自動車の排気ガスや工場煤煙が主原因である大気汚染には
>なぜか一切触れず、目を瞑ります。
>それでいて、たばこと癌に大きな因果関係があるかのように強弁します。
…えらく極端な例を挙げてしまいましたが、程度の差はあれ目にする事が多い反論ですね。
「嗜好品と工業・交通インフラを同列で論じてどうする」という突っ込みはともかく、
私はこの手の反論を見る度に、とある小説における1シーンを連想してしまいます。
いつだったか、数人で犬が好きだという話をしていたとき、ふらりと矢頭少尉が入ってきて、
犬の話題だと知ると、「ぼくは犬は嫌いだ。猫の話をしよう」と言い、一人で話し出した。
みんなしらけたが、少尉は気づかないようだった。
私はタバコを吸わないし、近くで吸われるのも出来れば避けてほしいとは思うけど、
喫煙者が周囲に迷惑をかけない範囲でタバコを楽しむことに目くじらを立てるつもりはないという、
ごく一般的な非喫煙者…のつもりです。
相手のテリトリーを不用意に踏み荒らさなければ、お互いに争う必要はないはずなのですが…。
…わざわざ最悪なサンプルを挙げといて何いってんだ、と言われたら返す言葉もありませんが(苦笑)。
(私の目に付いて、なおかつ恒久的に残りそうな記事だから、というのが一応の理由なのですが)
禁煙論者の中の人体に害のあるものは良くない、排除すべき論の人々は タバコ以外の害のあるものはOKだけどタバコだからダメと言ってるように見えるから そういう反論が出てるのでは...