2009-06-19

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090618-OYT8T00349.htm

僕の父は、心臓病を長く患って、十年前に死んだ。父の晩年に、難病の少女海外臓器移植を受けたというニュースたまたまテレビで流れたとき、ポロリと母が「お父さんも臓器移植手術ができたらいいのにね」といった。それに対して、当時反抗期まっさかりだった僕は、「そこまでしたい? たしかに不自由はあるかもしれないけど、今のままでも親父は生きてはいられるわけだしさ」みたいな言葉を返した。当然、母は激怒。父親の反応は「現実にありえない話で喧嘩すんな」みたいに冷静だったけど、内心は悲しかっただろうな、と今なら思える。当時の自分の無神経さは、思い出すと今でも腹が立つ。

……とはいえ、やっぱり、社会の側がどれだけ「生きたい」「生きていて欲しい」という個人の気持ちを許容するべきなのかはわからない、と今でも思ってしまう僕もいる。

うまく意見や疑問としてまとまらないけど、ちょっと吐露したかったので書いてみた。

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