2009-06-18

問題提起してるつもりの人

みんな腹が減ってるわけよ。中には減りすぎて目眩がしてる奴もいる。

そんな中で「何を作る?」と相談して、とりあえずカレーに決まったわけだ。ハンバーグとかラーメンとか食いたい奴もいたけど、いろいろと妥協して「仕方ねーな」と納得してくれたわけ。

んで、野菜や肉を切って、これから鍋に入れようかという時に現れるんだよ。「果たして本当にカレーで良かったのだろうか?」とか言う馬鹿がさ。

するとどうだ。ハンバーグラーメンを食いたかった奴がその馬鹿の尻馬に乗っちゃうんだよな。んで、カレー派よりも数が多くなっちゃって、結局カレーは無しになる。作りかけの材料は全部廃棄。最初から作り直し。

こうして挙党一致で反カレー派が状況を支配するに至ったわけだが、「じゃあ何作るの?」という段階になるとてんでバラバラ。「ラーメンだ!」「いやハンバーグだ!」。それどころか、今まで誰からも見向きもされなかったスパゲッティハヤシライス冷やし中華うどんなんてのも出てきて訳が分からなくなってくる。

そしてこの頃になると、冒頭で目眩がしている奴らがバタバタと倒れ始める。元気だった奴らも目眩がし始める。早く何か食わないとやばい状態。ここに来てやっと全派閥が妥協する余地が生まれる。

「で、どうする?」「とりあえず一番早く作れるものを・・・」「廃棄したカレーの材料、まだ残ってね?」「あれもう腐ってるんじゃねえの?」「腐ってないかも知れないだろ。とにかく腹に何か入れないと!」

そして、腐りかけの材料で作ったカレーはめでたく完成し、全員が食中毒で寝込むわけだ。そして馬鹿は「だからカレーにすべきではないと言ったんだ」とベッドでうめきながら苦しんで死ね



それは問題提起ではない。単なる蒸し返しだ。

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