ていうか、本来の意味での「シンクタンク」の役割を担ってるのは、日本の場合官公庁(官僚)だからね。
テクノクラートと民間人、という構図をずっと続けてるわけだ。いつからかは知らないけど。
アメリカのように民間企業出身者が政府(の重要ポスト)入りするということもほとんど無いし、
政党お抱え(資金の出し手という意味)のシンクタンクというものも無い。
かろうじて本来のシンクタンクっぽい活動やってるのは三菱総研(MRI)だけど、実情は
「これこれこういう主張をしたいから、上手いこと辻褄合わせる調査をでっち上げてよ」
みたいな依頼ばっかりだったりするし。
ましてや最近はシンクタンク業務だけじゃ会社が立ち行かないからっつってシステム事業(SI(笑))に力入れるという本末転倒ぶり。
現実を鑑みれば、諸外国の「シンクタンク」と日本のシンクタンクを並列に比べること自体がナンセンスだと思うね。
人事がシステム部門と共通で、博士号取得者の採用を躊躇する(笑)とかね。挙句東大学部卒とかを採用する始末だ。
他国に比べて遅れてる、とかそういうレベルじゃなくて、パチモン以下なんだよ。シンクタンク(笑)がいいとこ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1031を読んで。 著者は富士通総研の方だが、こういう文章を読むと気になるのはシンクタンクに関する整理である。多様なことをしているので、こういった...
ていうか、本来の意味での「シンクタンク」の役割を担ってるのは、日本の場合官公庁(官僚)だからね。 テクノクラートと民間人、という構図をずっと続けてるわけだ。いつからかは...
元の日記を書いたものです。 まず指摘されている点についてコメントしておこう。 アメリカのように民間企業出身者が政府の重要ポスト入りするということも殆ど無いというのは正確...
ちょっと補足。マクロ経済・金融に関する調査を非営利で行っている場合には個別具体的な「今」の現象に関する調査が多い。官公庁・地方公共団体からの委託調査の中には数年先を見...