2009-04-07

http://anond.hatelabo.jp/20090406145804

ただ,統合された世界観というものに対する欲望は失われたんだなあと。架空世界経済を考え政治を考え地図を描き年表を作り言語でっち上げたりするような,ある意味で病的な熱意は,きわめて20世紀的なものだったのだなあと。

統一化された云々というより、単純にそういう世界観がもう限界(新しさが無い)ってことじゃないかな。

その手の世界観の元祖D&D(いや、俺はあまり詳しくないから、もっと前にあるのかもしれないけど)が出てから、いろんな小説ゲームTRPGコンピュータRPG)が同じような世界観で出てきた。で、苦労して世界観をカッチリ作りこんでしまったら、それを覆して新しいシステムを取り入れるのが難しくなる。

古臭くなっちゃうんだよな。古典的なファンタジーを(飯の種として)ゲーム小説とするには限界があると。

かといって、

現代的な「ファンタジー」はこうした前提を置かない。現代と過去の要素を無差別に混ぜ合わせて成立する。剣と魔術は出てくるが,炸薬入りの弾丸を撃ちまくる銃も同時に出てきたりする。人々は当然のように規格化された工業製品を用い,印刷された書物に接する。やたらと派手な服を着ているが,その生産流通を支えているはずの社会のありかたといったものは片鱗すら見えない。

こういうのも、もういいかげん賞味期限が来ているんじゃないか、とか思ったりしなくも無い。

出始めは目新しかったけど、もうみんなやってるし。

ちなみに元増田が指すような、昔のファンタジー小説(多分「指輪物語」とか)は読んだ事はない。

だけど自分で細々と書いてるファンタジー設定では、現代的な「ファンタジー」として工業製品なんかが入ってきても破綻しないような設定をでっち上げたりしています。むしろ「どうやってねじ込むか」って思考実験が割と楽しかったりするもんで。

まぁ、これは本業じゃないから可能なんだろうけど。

記事への反応 -
  • 一昔前は「ファンタジー」世界における文明レベルは中世と決まっていた。人々は小さな集落で原始的な農業に携わり,そこには封建領主が君臨して全権を振るい,村から一歩でも出れ...

    • ただ,統合された世界観というものに対する欲望は失われたんだなあと。架空の世界の経済を考え政治を考え地図を描き年表を作り言語をでっち上げたりするような,ある意味で病的な...

    • コストに見あわねーんだよ。そういうこだわりは。

      • そういう意味で言うと、コストが合わないからってのは、実はあまり要因としては大きくないと思われ。 物書きが全部とは言わないけれど、大抵何らかのセカイは考えるよ。 それが「リ...

    • そういう欲望自体は無くなってはないと思うよ、ただ所謂中世時代の世界観じゃなくなっただけで。

    • そんな前提があった一昔前などない 20年前の時点で既に、大半の「ファンタジー」は武器が中世風のくせに都市部の風景はルネサンス以降で酒場の料理は19世紀じゃねーかと歴史オタから...

      • 不ぞろいが馬鹿にされるということはつまり,統一感が称揚されるべき価値だってことは共有されてたわけだろ?

        • 不ぞろいが大半だったということはつまり、統一感なんて一部の設定オタ以外誰も求めない要素だってことは昔から同じだったってことだろ?

    • あんまりファンタジーに詳しいわけじゃないけど、中世っぽい世界観と高度なテクノロジーの融合っていうのはファイナルファンタジーの影響が大きいと思う。

    • 「くじびき勇者さま」みたいに得意とする産業や技術が地域ごとにバラバラで、流通手段の登場によって一気に技術革新が進んでるような舞台設定だと少しは満足してもらえるのかしら...

    • ダンバインとか工業文明が持ち込まれる過程や、生産過程なんかも「それっぽく(あくまでそれっぽく)」ちょこっと描かれていて、今から見ればやっぱり富野スゲーと思わざるを得な...

    • 一昔前、ってのが一体いつかは分からんけどもなあ。 「ファンタジー世界の脱中世化」の話。 まあ、まず、初期は、「中世欧州の歴史観」ではないことはまず突っ込んでおこうか。 キ...

    • 一昔よりちょっと前、"ファンタジー" や "SF" に明確な境界は無かった。 いや、今だって多分なかろうに…。 だから、 星間を移動する竜を駆る者が居ても、マスケット銃を持ちエンジ...

      • 境界例はあったが群としては認識されていただろ 混血がいるから白人も黒人も存在しない、みたいな暴論だ

      • ファンタジーの存在まで否定していない。 私だって25年以上ファンタジーにハマって抜け出せていないのだから 今さら否定など出来るものでも無い。 だけど、ファンタジーと言うド...

      • 複数の神話、宗教がごっちゃになってるのって結構あるよね。 武器やモンスターも万国博覧会状態なことも多い。 D&Dをベースに作られたWizardryだってSamuraiやらNinjyaが居たし、 T&T...

    • ちょっと気になった記事があったので、取り敢えずメモ的に。後でちゃんと考える。 ファンタジー世界の脱中世化 私はかつて、似た様なテーマに関する話をとある編集者さんに聞いた...

    • もう中世ファンタジーが定着して長く、ほぼ様式化しているので、新たに仮想世界を作り出すという欲求は生まれにくいんじゃないか。 そうなるとむしろそれに「崩し」を入れた世界観...

    • 魔物が下水道に跋扈する、D&D 3.5eのエベロン設定あたりをどう評価するのか元増田に聞いてみたい。

    • ポケモンとかカードゲームとか玩具系のアニメ漫画もぜんぜん統合された世界観じゃないよな。なんでそこまでおもちゃが重視されてる世界なんだよという突っ込みたくなるのが多い。

    • 人々は小さな集落で原始的な農業に携わり,そこには封建領主が君臨して全権を振るい,村から一歩でも出ればそこは未開の地。移動手段は徒歩か馬車。工業はまだまだ未発達で,鋼を...

    • どこかで見たことがあるけれど、ありえない中世とか古代とか異世界を創造して作るからファンタジーなんだよねえ。 そうじゃないと考証された歴史ってことになって、ファンタジーで...

    •  どこの“「ファンタジー」世界”の話をしてるんだろうか。  そんな地味な「ファンタジー」世界、見たことないぞ?    中世風ファンタジーと言えばまあ「指輪物語」が源流だと...

      • 地味で退屈で陰鬱な「リアルな」中世を舞台にすべきだ、と考えてた人はいないんじゃないだろうか。 どこが「リアル」なんだよw

        • 横だが。 どこが「リアル」なんだよw 例えば、香辛料でも使わなければ、肉なんて臭くって旨いもんじゃないとか。 そこで生活する人は結構な体臭もちで、上流階級で香水でも使え...

          • 「http://anond.hatelabo.jp/20090407141654」の話。 例えば、香辛料でも使わなければ、肉なんて臭くって旨いもんじゃないとか。 http://anond.hatelabo.jp/20090407141654 さらに言えば、農民とかの庶民は祭...

          • ・・・どこから突っ込んでいいのかわからない ねた?

    • ええと、この人が言いたいのは「中世で統一されているのか否か」の話ではなくて、 世界観の設定が閉じているか、開いているかの話だとおもう。 ひと昔前のファンタジー(中世的な...

    • 一昔前は「ファンタジー」世界における文明レベルは中世と決まっていた そもそもこれが思い込みだよ! Wizardryだって日本人は中世的世界だと勘違いしていたけれど モンスターをフ...

    • ファンタジー世界の脱中世化  ちょっと考えてみると単に様式美的手法ではマンネリ化が避けられなくなってきて、かつ色んな背景があって大粒の作品がでてき難くなったというだ

    • 狼と香辛料読め 以上

    • ポケモンがファンタジーの初体験って人増えてるからねー。

    • 中世にも火器はあったでしょ。 さすがにマシンガンとか出てきたらひくけど。

    • もう少し中世のこと勉強してから言え。中世つっても国や都市によって事情が大分ちがし、初期と末期でも全然違うからな

    • ファンタジーが幻想郷入りと聞いて

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