2009-04-06

卵ご飯

適当な器がなかったから、ご飯を盛る茶碗をもう1つとった。

「なにするの?」ときかれた。うすよごれた着衣のおばさんがいった。

たまごごはんです。見てわからないというよりは、読みたくもない雑誌の表紙を見せ付けられたというところか。

「え、もちこみは禁止なのよ」だからそれを食べれるなんて夢にも思わないことね、なんていいそうな勢いだった。「ここで食べないでね」

いや、この食堂というかマンションとの契約時にそんなことにサインした覚えはない。

かまわず席に着いた。 同席の人は同じ大学だった。

管理人が、ひげをそらずに、朝ごはんを食べに来た。

「それ」ああ、なんてこった。「を捨てろ」

みとめるよ、毎日が最高の日になるとは期待してないけど、今日はついに噴火しそうだ。

部屋で食べます

「それは、」ああ、なるほど、これは

俺が支払っている

食堂のご飯」というわけですね。だから俺がすきにしろと

「だから持ち出し禁止」#$%^&*

あんたはRIAAか。 いや、オーストラリア人か。

”SIR,YOU ARE PISSING ME OFF.”

百も承知だろうけど。

"I BOUGHT MY FIRST BOWL OF RICE. I OWN IT."

これ以上続ける必要ある? ・・・ありそうだ。

"IF YOU WANT TO REASON WITH ME, BRING THE CONTRACT HERE. OTHERWISE, GET OUT OF MY SIGHT."

持ってくる気はなさそうだった。

"THANK YOU, IN ADVANCE. G'DAY!"

たまごごはんおいしいです。ごちそうさまでした。

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