最近の朝はテレビが点いていても起きる気にならない。朝の連続テレビ小説がやっているからだ。
「瞳」までは何とか起きられた(あれは後半の方が面白い。里子云々よりダンサー一直線で描いていたら良かった。)が、「だんだん」になってからはダメだ。
歌手になった途端に我が侭しか言わなくなった双子、ひたすら自分の価値観を押し付けるプロデューサー、他理不尽過ぎる人々。
彼らの理想過ぎる理想と、現実離れし過ぎた現実の展開を見ると具合が悪くなる。
もはやエゴ、エゴだよそれは。作り手の、現実を破ってでも理想を押し続ける邪悪さを垣間見たような気がした。
明日は録画した山田太一のドラマでも見よう。言いたくはないが、やっぱり昔のドラマはファンタジーであっても、エゴじゃないから良かった。
欲望じゃないよ、希望を見せてくれよう。