2009-01-05

他人と会話が成り立たない3つの理由

1.知識がない

 単純に、会話のテーマに関する事柄について知識がないので話が出来ない場合。

 簡単な例を挙げると

料理の作り方について教えて貰おうとしているのに、砂糖と塩の違いがわからない。

パソコンの使い方について教わろうとしているのに、アイコンブラウザ、等の基本的な用語を知らない。

 このケースは、足りない知識を身につけるのにどの程度時間がかかるのか、という問題はあるものの、解決策は最も見えやすいと思われる。足りない知識を補えばよい。

2.意志がない

 相手のことが嫌いで話すのが億劫である、会話のテーマに気分が乗らない、などの原因で、意識的か無意識的かにかかわらず、コミュニケーションをとろうという意志が希薄である場合。

 この場合、少し話が通じないだけで会話を中断しようとする、イラついて相手に当たる、などの症状となって現れる。

意識的である場合(「コイツ嫌いなんだよな」「あー、この話つまんねーな」等と感じていることを自覚できている場合)の対処法

 会話が通じなくて問題ない場合はそのままでよい。

 問題ある場合は、嫌い、つまらない、といった感情を何とか打ち消し、自分の持つ100%のスキルで会話に臨めるようにする。

無意識的である場合の対処法

 会話に詰まったと思ったときに、その原因が2番であるか確認する作業を日常的に行うようにし、どのような時に2番の原因のせいで会話に詰まるか自覚するようにする。以降は意識的である場合と同じ。

3.スキルがない

 会話テーマに対する知識はあり、コミュニケーションをとる意志があったとしても、実行する技術がない場合。

 ここでいう技術というのは、相手に話が通じなかった時に相手が自分の話の何を理解できなかったのか、本当は何を知りたいのかを見抜く技術。そこで適切な説明を臨機応変に考えられる技術。等のことである。

 これを持っていると、例えば上記1.の『パソコンの使い方を知りたいのに基本的な用語を知らない』ような人に対しても、適切な説明をその場で行い理解させることが出来る。

 これは場数を踏むことによって誰でも身につけられるものだが、一朝一夕に身に付けることは困難。

 1.2.について問題がないのであれば、あとは経験を積むしかないと思われる。

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