2008-12-26

批判するために

最近ネット上でよく見かけるズレてる批判を列挙してみる。

これだから2ちゃんねらー

もはや何年も前から言われてることだが、「2ちゃんねらー」でひとくくりにする人が未だに後を絶たない。

それは「VIPPER」なのか「ニュー速民」なのか「プラス民」なのか「毒男住人」なのか。

各板で全然特色が違うし、住人も多種多様すぎる。

うちの教授コテハン持ってるし、BNFだって2ちゃんねらー(だった?)わけだし。

まぁ、「これだから韓国人は」とか「アメリカ人は」とか一くくりにしたがるのは昔から変わってないから仕方ないかもしれないが

まともな議論をしていると思っている人が「2ちゃんねらーは」とか言ってるのをみると「やれやれ」と思ってしまう。

痛ニューの奴らは

もっとひどいのは「2chスレまとめサイト」を指さして「あいつらは」という人。

そのブログに付けられたコメントを指して「痛ニューに集まる奴らは」というのならまだしも

スレ番号飛びまくりブログ主好みまくりの2chスレを見て

「これだから2ちゃんねらーは」とか言われるとどこから突っ込んでいいやら。

痛いニュースを見て「これはひどい」とか思って現行スレを覗いてみたら割とまともだったなんてのはしょっちゅうあること。

2ch見たことない人間がまとめスレ見て批判するとか、勘弁していただきたい。

もっと上からの視点を

中学生に向かって言うのならまだいいのだが、割と大人な人の主張に対してこういう言葉を使う人はもうちょっと考えた方が良いかと。

ほとんどの場合は「上からの視点」なんてなくて、それはただの「横からの視点」なわけで。

見方を変えただけで上から見た気になって

「お前らの意見はまだまだ」

と議論放棄する人が割と多い。

「そんな風に考えていた時期が俺にもありました

の一言で片づけて終わり。

同じように「多角的な視点で議論しよう」という感じで「広くが全て」という人も多い。

もちろん、広い視野も大事ではあるのだが、「深さ」も重要だと分かっている人が少ない。

どれだけ深く洞察したかを加味せず、自分より下の視点(狭い視野)だと判断すると議論放棄する人をたまに見かけるが

もう少し相手を敬ってもいいんじゃないだろうか、と思う。

相手もそれなりの洞察を経て、その意見にたどり着いているのだから。

お前の言う「○○」ってのは大したことねーな

人の意見に感銘を受けて、それを他者に話すというのはよくあること。

実は人の意見なんてそれがすべてかもしれない。

ところが、その2ホップ後の意見を聞いて、それを批判して、元の1次ソースに対して「たいしたことねーな」と言ってしまう人が多い。

割と有名なAという人に感銘を受けたBという人が、CさんにAさんの言ってることを鸚鵡返しのごとく話したところ

Cさんはそれに対して反論して、Bさんがそれにこたえられなかったときに

「Aは大したことねーな」

という人のこと。正しくは

「俺にはよくわからなかった」

割と2chに偏ったけれどこんなところかなぁ。

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