あのブッシュがたった一人でアメリカをぶっ潰すという八面六臂の大活躍を見せてくれたおかげで、我々はかつて望んでいた「戦争」を避けながらすべてを再構築する機会を得た。
経済的にも、軍事的にもあの国を信頼しなくなった。
オバマ新大統領には、就任演説でアメリカのデフォルト宣言をすることを期待する。
我々の生活は、ミクロ的には悲惨なものだが、マクロ的には第二次大戦直後のように希望に溢れている。
むしろ「希望以外が何も残らなくなる」と言ってもいい。
買いたいものがある人は買えばいい。ない人は買わなければいい。
人々のその自然な選択の結果、仮に自動車会社が全滅したのならば、それははじめから見栄でしか買われていなかった商品だったということだ。
きっと来年は、今の段階では潰れることが想像できないようなあらゆる大企業も潰れることになるだろう。
可能ならば、国も。
自己の肥大化だけを求める無意味なグローバル化が終焉しますように。
世界がもっと分散されますように。(分断ではない)
どうせ人間なんて、3人以上集まったらロクなことしないのだから。