酔っ払ったらなんか語りたくなったので語ってみる。
なんちゃらダイエットって色々あるけど、そもそも摂取カロリーから消費カロリーを引いた値がプラスなら太るしマイナスなら痩せるわけだよね。ということはだな、一日あたりの摂取カロリーをQinとして消費カロリーをQoutとしたとき、体重の変化量はその差の関数になるわけだ。体重をWとしたら体重の変化量は微分だから、
こんな感じ。簡単のために比例にしてみる。
で、俺は基本的に食事だけで減量したのだが、仮に食事だけでダイエットしようと思ったら、一日の活動量は変わらない。だからといって消費カロリーも変わらないかというとそうでもないよね。体重70kgの人がダイエットして50kgになった場合、例えば階段を同じ階まで上がるにしても70kgの時点のほうが消費カロリーが多いじゃない?ってことは活動内容を一定にした場合、消費カロリーは体重の単純増加関数になるわけだ。つまり
Qout = g(W)
こんなかんじ。こちらも簡単のため体重に比例することにしてみると
Qout = β×W …(2)
で、1と2をがっちゃんこして
あとはちまちま変形して
log(W - Qin/β) = -αβt + γ
W - Qin/β = exp( -αβt + γ)
exp(γ)=Cと置いて
W = C exp( -αβt) + Qin/β
こんな単純ではないんだろうけどなにがいいたいかというと、これは物理や化学の方面でおなじみの過渡現象なんだな。そんでもってその収束値( = Qin/β)を決めているのが一日あたりの摂取カロリーなわけだ。だから体重をキープしたかったら減量期間だけじゃなくてずーっとカロリー制限してくださいということです、はい。リンゴもバナナも寒天も結局この理論からは逃れられないわけです。
運動で痩せる場合はβとQoutが固定じゃなくなるかんじだな。運動で痩せる人も結局は同じで続けなくちゃだめ。ただ、運動で痩せたあとは代謝量が増えているのでリバウンド時の時定数が長めになるというメリットはあるかも。