2008-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20081130153503

煙草をやめて1年が過ぎました。

煙草をやめるコツと、吸う前と後で変わったことを自分なりにまとめてみます。

元々吸っていた本数と年月

9年くらいの間、2日に1箱くらい。ライトスモーカーなのでいつでもやめられると思いきや、意外と大変。ちなみに一度挫折してます。このときは禁煙する意思自体が余りなかったというのが主因ですが。

では早速こつを。

禁煙してることを人に言わない。

何故か僕は人からネタにされやすいタイプなので、禁煙してるということをしばらく人に言いませんでした。これが思いのほか効果がありました。他人は自分が思うほど煙草を吸ってるのかなんて気にしないものです。特に周りが非喫煙者の場合は喫煙者煙草を吸い出すタイミングというものが理解できないため、煙草を吸わない自分ナチュラルに受け入れてくれます。

公言したのは2ヶ月ほどたってから。このタイミングまで禁煙を気付かなかった同僚もいました。このくらいまで経つと禁煙ネタにされても余裕でかわせます。

自己暗示

吸わないというルールにする。もともと自分で決めたルールを破ることに嫌悪感を持つ性格だったので、健康に悪いとか、お金がかかるとかではなく、単純に吸わないという「ルール」を設定しました。これで飲み会煙草の煙がもうもうとしていても自分には関係ありません。しかしこれが後述するフラッシュバックに繋がります。。

禁煙は夢の中も

そう。禁煙は起きてる時だけでなく、寝ている時も続きます。煙草をやめてから1週間ほどしたら夢の中で煙草を吸っていました。あわてて起きて夢であったことに安堵していましたが、この夢は禁煙してから10ヶ月くらいは定期的に見ました。自己暗示をかけるように禁煙ルールを決めているからか、吸った時の罪悪感はリアリティがあります。

とはいえ、そんな夢を見るたび最初は慌てていましたが、そのうち夢であることに気がついて動じなくなります。

食事はおいしい

禁煙すると嗅覚が鋭敏になります。というか、元に戻るんでしょうね。結果として食事はおいしくなります。香りの強い旬の野菜のおいしさを噛みしめましょう。おいしくなったフルーツ野菜を多くとり、煙草をやめることで肌つやも良くなりました。

それでも吸いたくなったら

体を思いっきり叩きました。SMスパンキングの要領です。より強い刺激でかき消します。禁煙中ずっと吸いたくなるわけではなく波があるはずです。要はその波をさらに大きな波で飲み込んでしまえば問題ありません。ないったらない。

寝起きが良くなる

煙草を吸っていた頃は寝起きに煙草を吸いながらだんだん覚醒したのですが、その必要は無くなりました。相変わらず二度寝は続きますが、寝起き自体はすっきりです。

感想

禁煙者は、喫煙者非喫煙者の気持ちを両方とも体感しています。僕はもう二度と吸うことはないでしょうが、禁煙プロセスも含めてなかなか貴重な体験でした。よく言われる喫煙者は臭いというのは、煙草の匂いで臭いのと、煙草の匂いでごまかされている口臭という二つの意味があると気付きます。特に非喫煙者の方が嗅覚が鋭敏なので、なかなか罪作りな状況ですね。

あと面白いのは喫煙禁煙は伝播しやすいようで、僕が禁煙すると同僚や部下の子たちも禁煙を始めました。別に勧めたわけではないんですけどね。では皆さんもレッツトライ増田に広めよう禁煙の輪。

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  • タバコをやめて5か月たつ 分かったことを箇条書き タバコはストレスコーピング(対処法)の一手段だということ。 なので、やめると「タバコをやめるストレス」に加えて「タバコ...

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