2008-10-21

世代論より時代論

・変化ってあまり話し合われてないよね。

世代論を軽く書いたものはよく見かけるけど、ほとんどのものがなんと言うか優劣を言及して、結局のところ「これだから若いもんわー」って感じのものが多いんだよな。

まともな感じなのも「そんなことないよ」って言うのばかりだし。

優劣も確かに変化したと思うんだけど、それは優劣なんてそれこそ判断基準があって、そのルールさえ作ってしまえばなんとでも言える。

それより、その優劣、つまりメリットデメリットの根源的な性質について書いてるのがほとんどないように思う。

時代が変われば性質は個人レベルで見ればともかく、マクロな視点で見ると割りと変化する。インターネットもすごい影響しただろうし、じゃあその変化はなんだろう?って、興味を持つものだと思うし、優の方向に持っていきたいのならそれこそ、このあたりを探らないといけないと思うんだけど。

簡単に言うと、若い人には比べる対象ないからともかく、いい年した人には赤裸々でも美化した話でもない話が聞きたい。

年寄りも変わってないか?

ゆとり世代でなんか不快な感じがするって人は多いと思うし、それは個人的にも感じている。

昔よりも、なんと言うかどうでもいいプライドを持つようになったと思う。プライドと言うか、「俺を尊重しろよ」みたいなの。

で、言いたいことはそのあたりじゃなくて、年寄りもこういう性質が付加されてきたように思うんだけどと言うこと。

つまり、若い世代じゃなくて、全世代的にこういう変化起こってない?

考えてみれば、その影響に対する感受性はともかく、影響自体はみんな受けてるわけで、変化する可能性は十分にある。

こういう時代論になるとほとんど記事はない。

でも、やっぱり世代論というよりも時代論的なことって多いと思う。

それこそ、2chで卑屈さが増えたり、老後の楽しみが増えて明るくなったりした年寄りも少なくないんじゃないだろうか。

そういうのが重なって、年寄りにも変化した傾向ってのがあると思うんだけど。

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