2008-10-18

そうだ、エイズ検査に行こう。

以前の職場の後輩の男の子は、

かつてHIVポジティブ女の子と付き合っていた。

セックスとかどうするの?と不躾な質問を投げかける私に、

普通にしますよ、と答える彼。

そりゃ、最初は怖かったけれど、正しい知識があれば大丈夫です。

でも、検査は3回受けましたけどね。感染はしませんでした。

それから色々、エイズについて教えてくれた。

いわく、日本には感染していることに気付いていない人がものすごく多いんだ、と。

「少しでも、感染してないと言い切れないのであれば、絶対検査受けたほうがいいですよ。」

絶対感染してません、なんてちっとも言い切れない私は、

なんだか恐ろしくなって、すぐに検査機関を調べた。

最近は、地方での中高年の感染者が増えているんだそうな。

閉経後のゴムなしSEXと、ザ・閉鎖空間=田舎のご近所の目がその原因なんだとか。

閉経後のゴムなしセックスって、なんだか生々しくって異様に現実味あふるる感じ。

突然前の恋人から電話がかかってきて、

性病検査でひっかかったから検査したほうがいいよ、じゃ」

と言われたことのある友人の話。

最初は、はぁ?と思ったけどすぐに検査にいったそう。

うつされたれたのは迷惑だけど教えてくれてありがとう、だそう。

待合室で、結果を待つ。

もしも自分が感染していたら?どうするんだろう?

なんて、やっぱり考える。

いつ?誰から?誰に言う?誰かに言える?

結構真剣に考える。

これから私はどうやって生きていくんだろう。

交通事故で明日死ぬ可能性が普通存在する毎日との対比を思う。

こういうことでもないと、考えることってなかなかない日々のありふれた生活。

人間自然淘汰説を無責任に語ってしまう私だけど、

それが個の問題となるとやっぱり違う考えを持つ。

矛盾しているわけではなくて、本当にそう思うのだ。個とマスは話を語る世界が違う。

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