2008-10-07

都内某所のビジネスホテル

自分でホテルを探す派だが、珍しく便利だからと勧められて、そこを選んだ。

確かに交通は便利&そこそこ綺麗。

文句なし

大通りに面していたので、結構窓の外は車の音で五月蝿い+窓を閉めれば防音が良く、騒音は気にならず。

寝る気で電気を消して、うとうとーっとしていて、ふっと顔を横に向けた瞬間

ベットの横に白い顔。

相手は女で、顔も輪郭もぼんやりしていたが、自分を覗き込んでいるのと、左手が自分の腕に掛かっていたのが鮮明に分かる。

兎に角うとうとしていたのと、訳が分からないので、ひゃっとしたモノの、自分の目がしっかり天井を見ている事を無視して(アレを見続けるなんてできない)、夢だよ夢だよ、と再度眠りに入ろうと集中。

数分なのか、数時間なのか経過

いきなり今度は左から「ドン!」

今度はばっちり目を開いて天井直視

場所がビジネスホテルだけに、別に珍しい事じゃない。

心臓バクバクしながらも、再び寝ることに集中。

この「ドン!」の前も後も、左隣の部屋からは気配も音もなかった。

再び数分なのか、数時間なのか経過

耳元で女の悲鳴

(キャー、を更に高音にしたような掠れ声)

朝が来た

二泊目(連泊取っちまってたんだよ…orz

寝る前にアルコールをしっかり入れておいた。

幽霊だの心霊だの信じないが、これ以上仕事に支障が出るのは勘弁して欲しい。

心拍音が異様に高いけど無視

就寝して、一時間

「ドン!」

またしても左壁。

連日=隣の寝癖確定と考えて、今度は目を開けないで集中。

扉の方から、手で水をちゃぷちゃぷやるような音。

多分、水場で水が落ちたんだと考える。

それなら「ぽちゃん」って音だと思うが…

ちゃぷ、ちゃぷ、としばらく続く

身じろぎする。

足元が冷たい。

無意識に掛け布団とシーツを探る。

布団は被っている。

シーツは何事もない。

足先にぺたっとした冷たいものが触れる。

(室温まで下がった冷却ジェルのような感じ。

濡れてないし、氷みたいに冷たくはない)

流石に限界

ベットサイドスイッチ電気をつけ、

一気にシーツをめくる。

当たり前のように何もない。

起きたついでなので、バスルームに行く。

水が出てないのを確認。しっかり締めておく。

窓際に白いモノがゆらっとした。

カーテンカーテンだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん