2008-08-05

ロスジェネ無職が一気に勝ち組へと駆け上がる方法(実話)

失われた10年のとばっちりを受けて就職氷河期にぶち当たり、無職だった私が勝ち組へと駆け上がった方法を紹介します。

まずはNPOに入ろう

企業への就職は難しくても、NPOなら比較的簡単に入れます。でも、これは給料目当てではなく、最初のステップです。

ですから、「社会貢献したいから入りたい。給料はいらない。」ぐらい言っておきましょう。

まず断られることはありません。

NPOに入ったら、NPOが日々どのように活動しておくかを良くみておきましょう。

たいていのNPOは、行政県庁や市役所)から仕事と金をもらって活動しているはずです。

特に、シンポジウムを開く場合のノウハウや、行政から補助金もらうための書類の書き方など身につけると便利です。

また、県庁や市役所に通う機会が頻繁にあるはずなので、担当の人(公務員)に顔を覚えておいてもらえましょう。

今度は自分でNPOを立ち上げよう

NPOを設立するのは意外と簡単です。ネットで「NPO」「作り方」で検索すれば、いくらでも情報は手に入ります。

また、たいていの県庁には「NPO推進課」のような組織があり、気持ちよくサポートしてくれます。

企業のように、どうやって儲けるかを考える必要はないので、緻密な事業計画はいりません。

多くのNPOは、行政から補助金をもらうことで運営しており、むしろ補助金をもらうためNPOを作るということも盛んです。

「どうすれば行政から補助金をもらえるか」ということを念頭に計画を立てる必要があります。

「地域コミュニティの維持」といった活動内容を謳うのがいいでしょう。

仲間内で飲んでるだけでも補助金が下りたりしますから(笑)

NPO活用して「コネクター」になろう

無事にNPOを設立したら、行政との関係が一番大事です。なんといっても、金というNPO存続の必須条件を握っていますから。

県庁や市役所に足しげく通い、もらえそうな補助金がないか常に探りましょう。行政も実は、補助金を渡す相手を探しているのです。

決して卑屈になってはいけません。

行政から補助金をもらうと、NPOの信用は一段と高まります。シンポジウムの開催なども積極的にやりましょう。

その時には、行政にも参加してもらうことが大事です。信用も高まりますし、行政が人集めに協力してくれます。

このような活動を繰り返していると、あなたは自然と「コネクター」と呼ばれる存在になります。

つまり、あなたが人と人とのつながりを媒介している存在だと周りが認識し始めます。ここまで来ると、目的はほぼ達成です。

あなたを中心に人が集まり、あなたは「コネクター」という立場だけで貴重がられます。

そして、人が集まると、政治家へのアプローチも簡単になり、さらにあなたの発言力を高めます。

そして勝ち組

私は近々選挙に出ようと思っています。これまでの人とのつながりで、市議会議員当選するぐらいの票は集められます。

会議員やその上、となると、本当の実力が問われるのかもしれません。

でも、無職ニートがごく簡単にここまでたどり着けるというのは、意外と知られていないと思います。

NPOには追い風が吹いています。世間のイメージもいいですし、最近では「新たな公」としてNPOが注目されています。

行財政改革の中、公共事業は減らされていますが、その代わりにNPO補助金の受け皿になってきているのが現状です。

NPOには、私と同じような境遇から、同じような考えで頑張っている人が結構います。

こんな生き方もあるんだ、ということで参考にしていただければと思って書きました。

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