今月号のサイゾーの、宇野常寛・更科修一郎氏の対談企画、サブ・カルチャー最終審判[第3回]「面白いのに、マンガが迷走する理由」にて、こんな記述がある。
文化系サークルに代表される男性比率の高い小さなコミュニティーに女性が入ってくると、その女性をめぐる奪い合いが起こり、コミュニティー自体が崩壊する原因がまま見られる。その原因となる女性をこう呼ぶ。宇野は05年に知人と某ブログサービスにて意図的にこの言葉を流行させたが、「サンデー」系の中年オタクは、身もふたもない現実を指摘して自分たちの劣等感を刺激するこんな言葉が存在すること自体が許せないらしく、まるで自らのコンプレックスを吐露するかのように、過剰に噴き上がる姿が散見された。
この某ブログサービスってはてなダイアリーのことだと思うんだけど、この言葉って宇野さんが意図的に流行らせたんだ?
それに当時のこのキーワードに対する反発内容って、サークル崩壊の主たる原因は恋愛リテラシーの乏しい男性陣にあるのに女性に一方的に責任を負わせるのはいかがなものか、というものだったと思うんだけどなあ。
宇野や更科の言説に「正確さ」とか「誠実さ」を望んでは駄目w 売文芸者としては面白い二人だけどさ。「妄想男子逆ギレ系」とでもいうかw